功名が辻より新撰組がいい


NHK新しい大河ドラマも今日で2回目。例によってわが家では歴史の勉強がてら家族そろって観る。そのオープニングを評して晃志が言う。

あんまりこの曲好きじゃないねん。いままでで一番好きなん何かわかる? 教えたろうか? 新撰組。あーあぁって言うやつ。なんか勇ましいやろ。うしろの絵も、これ(功名が辻)はゲイジュツっぽいし、新撰組のほうがいいなあ。

なんだか小学3年生のコメントじゃないような感じもするけど、結構新撰組にハマっていたことはよく分かった。夕刻、年末に録画したその後の新撰組を観ていたせいもある。あの新撰組は、やっぱり土方歳三がかっこよかったもんね。

ところで「功名が辻」、先週みたときに夫婦で一致した意見は、桶狭間の信長(舘ひろし)が歳行きすぎ! 死んだ歳より老けてないか? その周辺も(俳優が)歳行きすぎ。義経では若手の俳優ばかりだったので、その反動なのだろうか。一豊と千代をとりまく連中の配役が年寄りすぎない?

ママは配役をみながら、この人はいい、この人はダメ、と言う。舘ひろしは、義経でボス(渡哲也)が平清盛を演じてよかったので、変に気合い入ってて余計に見苦しいとも。さらに千代の子役については、この子が将来仲間由紀恵になるとは思えない!とぼやいていました。演技で選んだんちゃうん?と弁解してあげるパパ。じっさい演技はうまいよ。

さらにパパは歴史を講釈する。桶狭間は義経の鵯越(ひよどりごえ)と並んで奇襲の手本とされている戦法。義経と信長だけがこういう戦い方ができたんやでえ、と「坂の上の雲」で仕入れたネタを自慢げに披露する。

子供たちは夫婦のこの発言をうるさそうにしながらも、いちおう一生懸命みていた。でも、今日の晃志の感想は、あまり面白くなさそうということだ。ところが、竹中半兵衛役が筒井道隆だったから「あれ、会津の殿様!」てなことを言ったりして少しは乗ってきました。

そうそう義経で思い出した。勧進帳の名場面、石橋連司がよかったです。とっても良かったです。涙がボロボロ出てきました。


日 - 1 月 15, 2006   11:08 午後