GarageBandで生録


一年ぶりのハードディスクレコーディング。最近は毎年一回しか録音しないから手順を忘れてしまう。どのソフトを使って録音するかも悩む。今回はPowerBookG4(12")を借りることができたので、iLife'08をインストしてGarageBandで録音した。

使用機材は、PowerBookG4(12" 1.5GHz)MacOSX10.4.11、iLife'08、Edirol UA-5(ADコンバータ)、ESM-959DT(ワンポイントステレオマイク)。

まずは準備。
EDIROL UA-5のドライバーをダウンロード。
システム環境設定で音声の入出力をUA-5に設定。
GarageBandを起動してトラックにライブ音源を追加。元からあったピアノトラックは削除。
コントロールメニューで、「メトロノーム」のチェックを外し、「LCDに時間を表示」をチェックする
ピークレベルメーターがとっても小さいので録音レベルの設定がやりにくい。
それ以外は、まあまあの使い心地。
録音したあといろいろといじくるには楽しそうなソフトだと再認識。

録音会場は近くの体育館の多目的室で、録音対象はピアノ発表会で使うための子どもの歌声の録音。リズムステップのステージでは、歌って踊るのが原則だが、ステージ上では動き回る生徒たちの声をマイクで拾えない。そこで、事前に子どもたちの歌声を録音しておいて、カラオケとミックスして、それに合わせて踊る。ちょっとインチキっぽいけど、本番では子どもたちはちゃんと歌いながら踊るのだから、その声が聞こえない方がかわいそうだからだ。

一番厄介なのは、録音のときの伴奏。一歌入りの曲を流してそれに合わせて歌うのだが、これが、あとでミックスするときにじゃまになってしまう。だからできるだけ小さな音で拾うように、音源はマイクの遠くにおいて、ぎりぎり聴こえる様な音量で鳴らす。

今回、伴奏は、もともとiPadに入れていた曲を、伴奏くんをアンプ代わりに使って鳴らした。

収録した音の編集は、Soundtrack Pro。GaregeBandでもカット編集はできるだろうが、部分的なゲインの調整とかの方法が分からない。使い慣れたSoundtrackを使うことにした。

録音した音源の不要部分を削除して、歌声の音量が変化している(小さな声になってる)のをGainを調整してできるだけ平坦にする。元歌の曲と歌の部分の出だしをぴったりと合わせる。最初の出だしだけ合わせたら、すべての歌部分が合ったので、うれしかった。

実は、これまでは簡単にぴったり合わせることができなかった。去年まで録音時の伴奏はパナソのラジカセでCDを鳴らしてたのだが、それに合わせて歌った歌は、ミックスするときに、かならず元歌とズレていた。今回iPadで鳴らした伴奏による録音では、まったくズレなかったことから、パナソのCDの再生速度が正しくないということがわかった。そんなことだろうとは思っていたけど、レコードじゃなくて、CDなのに、いったいどういうことだろう。ラジカセだから再生速度はいい加減でいいってことか。

あとは、元歌をカラオケに変えて、カラオケの音量調整したら、おわり。簡単だった。

そうそう、ダンスでつかうので、冒頭にカウントインが欲しいとのこと。テンポを測ると143~144。微妙にズレるが143に設定。GarageBandにはメトロノーム機能があるけど、その音をそのまま録音するってどうすればいい? あとで思い出したけど、Audio Hijack Proで録音できたっぽい。そのときは分からんかったので、GarageBandにドラムのスティック音で録音した。

以上の作業に3時間。試行錯誤したので、ちょっと時間かかりすぎ。次回からはもっと軽快に。


土 - 6月 4, 2011   07:34 午後         |