TVセーフゾーンは不要だった?


タイトルインサート時にTVセーフゾーンを無視して、画面一杯にタイトルが表示されるiMovie '08は、大いに不満だった。しかも、アップルのサポートページでは、文字を左右に広げずにできるだけ中央に寄せることと注意を喚起しているだけだった。仕様の欠陥をぜんぜん反省していない。

できあがったDVDをテレビで再生してみて、ようやく気づいた。液晶テレビではTVセーフゾーンが不要なのだ。

TVセーフゾーンを気にしないといけないのは、安物のブラウン管テレビだった。ブラウン管テレビでもモニターとしょうしているような高級品だとTVセーフゾーンは全然気にしなくてよかった。昔それで作成した映像を、普通のテレビでみて、画像が切れているのに愕然としたものだ。それがトラウマになっていた。

最近の液晶テレビでは、TVセーフゾーンは気にしなくて良い。

もういちどサポートページを見てみる。
「タイトルが途切れるという問題は、4:3フォーマットと16:9フォーマットの両方でも起こります」と書いてあるが、このときTVの種類は書いていない。そういう現象が起こることを承知している。でも「同じムービーをコンピュータで再生すると、タイトルが途切れずに正常に表示されます。」とも書いてある。

暗にiMovieはコンピュータで再生することを主目的としたムービー編集ソフトであることを示しているということだ。

iMovie '08: タイトルを DVD にコピーすると、TV セーフゾーンに収まらない場合がある
http://support.apple.com/kb/TS1004?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP


火 - 9 月 16, 2008   01:46 午前