iSquintの修正版


iSquint で変換したmp4QuickTime Player7.4では画像が再生できないと先日書いた が、もういちど試してみようと思ってiSquintを起動すると、なんと新しいバージョン(1.5.2) に更新されているとお知らせが表示された。きっとバグが修正された版だ。

さっそくWebサイトを訪れると、1.5.2は3月6日には配布されたようなので、もう少し前に気がつけばよかった。1.5.2についての説明があった。

Certain types of files converted to plain MPEG-4 no longer show up without video in QuickTime Player 7.4 and higher.
iSquint now includes a program droplet called "Debreaker" to repair damaged "no video" .mp4 files created by earlier versions of iSquint.
Tiny files that finish ridiculously quickly are no longer assumed to be errors.


あるタイプのファイルをMPEG-4に変換するとQuickTime7.4以上ではビデオをみることができない。新しいiSquintは、古いiSquintで作成された画像なしのmp4を修復するために、Debreakerというドロップレットを同梱している。この小さなプログラムが、とても素早く終了したあとは、エラーはもうありません。

これで、QuickTime7.4になって flv mp4で画像が表示されなことはiSquintのバグであることが判った。

さらに、前バージョンで変換してしまったムービーに対して、Debreakerという修復用のドロップレット(修復したいファイルをドラッグ&ドロップするだけでよい)も提供してくれている。

flv自体は他のソフトで再生できるので、むしろ壊れたmp4ファイルはいらないか、とおもって先日捨てちゃいました(おかげで少しだけディスクが広くなった)。

しかし、このDebreaekr、試してみると結構時間がかかる。

Dumpsterでの修正は、元ファイルのサイズを確かめて、数値入力しなければいならない手間はかかるが、ファイルへの書き込み自体はあっという間に終わる。それで画像がみれるようになるのだが…

ひょっとしてDebreakerが修復に時間がかかるのは、修復すべきところが1箇所ではなくて、たくさんあったということかな。

修復中のテンポラリーファイルをみていると、元のmp4ファイルのファイル名に.3gpを付加したのと、もひとつテンポラリファイル、合計2つつくって作業している(この動作、興味深いけど、何やってんのかは全く想像つかない)。

時間はかかるといっても、手間が省ける分、Debreakerは便利。たぶんバグによる欠陥箇所をすべて修復してくれているのだろうから、修復にはこれを使うべきですね。

古いファイル、ほかさなければ良かった。


土 - 3 月 8, 2008   11:21 午後