ビデオの取り込みVHSやβのビデオライブラリーをDVD化する。市販のハードディスクレコーダがあれば簡単にできるのだろうけど、パソコンとビデオデッキだけでDVDつくるにはどうするか。まずはビデオの取り込みについて。
最近のビデオ入力機器は、TVチューナーと一体化されて、かつmpegエンコーダー内蔵のものがあるが、手元にあるのはカノープス製のADVC-100というアナログ画像をデジタル化するだけの機器。普通のビデオデッキとピンコード(黄・白・赤、S-VIDEOのある)で接続し、MacとはFirewireで接続する。これでiMovieまたはFinal
Cut
Proで取り込みが可能になる。取り込んだ映像はDVフォーマット。厳密にはiMovieの場合はDVストリームといっていわゆるDVフォーマットではないらしいが、詳しいことはわかりません。
取り込みに使用したマシンは、サブマシンの改造ベージュG3。 CPU:G3/500 (sonnet) 入出力カード:FireWire/USB2/LANカード (mothey) ビデオカード:RADEON MacEdition (ATI) 外付HD:Porshe Design 250GB FireWire400 (LaCie) OS:MacOSX10.3.9 Panther ソフト:Final Cut Pro3, iMovie4 映像を取り込む目安は5分で1GB。2時間のテープなら約24GBの空き容量が必要だ。 iMovieでの取り込みが一番ラクチン。あとの処理もiMovieからiDVDへと持って行けば簡単だ。ただしiDVDの仕様で、2時間超の映像はDVDに焼けない。2時間を超えるものはDVD Studio Proで処理する必要がある。 Final Cut Pro3で取り込むと、iMovie4より高画質で取り込めた。といってもパソコンモニタ上で観る雰囲気を感覚的に比較しただけ。これはソフトの仕様なのだろうか? なぜ、画質がことなるのだろう。 さらに、よくわからないのはタイムコード。Final Cut Proで取り込むさいには、FireWire接続されたビデオ機器がMac側で制御できないとうまくいかないようだ。DVカメラからの場合は問題ないが、ADVC-100などの機器の場合はダメなんだろう。「今すぐ取り込み」をクリックも「タイムコード待ち」となってしまって取り込み開始しない。取り込み設定で、デバイスコントロールをFireWire NTSC(デフォルト)からNon-Controllable Deviceに変更すると取り込めた。 2時間を少し超える映像を取り込みはじめて、1時間40分くらいでコマ落ちが発生して中断。後半部分をあらためて取り込み直した。後半部分の重なりを最小限にしたのだが、画像のつながりがうまくいかない。1秒30コマというのは変わらないから、どんなシーンでもきれいにつなげる、と思ったのが大きな間違い。取り込み開始のタイミングによって、デジタル化するさいのフレーム設定にズレがあるようだ。30分の1秒以下のズレとはいえ、動きのあるシーンでつなぐと、どうしてもぎこちなさが残ってしまった。 つまり、コマ落ちなどで中断した続きを取り込む場合、映像の重なりは余裕をもって取り込み、できるだけ静止画に近い映像でつなぐべきということ。 |
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カレンダ
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Total entries in this category: Published On: 1 月 24, 2010 01:08 午後 |