1)環境要因(生活習慣など) + 遺伝的体質
環境要因とは、食塩の摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒、ストレスなど。
2)加齢と性別
@加齢によって動脈硬化が進んでいきやすい。
A男性は40歳代、女性は50歳代から増え始める傾向が見られます。
「昔から低血圧だから」といって放置しないで、今の自分がどんな状態かを知るためにも
血圧は測ってみましょう!
高血圧の判断基準
上下、どちらか一方でも「高血圧」の域に入っていれば、「高血圧」と診断します。
至適血圧 | 正常血圧 | 正常高値血圧 | 軽症高血圧 | 中等症高血圧 | 重症高血圧 | |
収縮期血圧 (最高血圧・上の血圧) |
〜120 | 121〜130 | 131〜140 | 141〜160 | 161〜180 | 180〜 |
拡張期血圧 (最低血圧・下の血圧) |
〜80 | 81〜85 | 86〜90 | 91〜100 | 101〜110 | 111〜 |
正常 | 高血圧予備軍 | 高血圧 |
血圧は1日の中でも絶えず変動しています。喜怒哀楽でも変化するんですよ(^^)
ですから、血圧を測るときは、できるだけ同じ条件下で測るようにしましょう。
頭痛・めまい・耳鳴りが現れることがありますが、ほとんどの場合、特別な自覚症状は現れません!
自覚症状が現れないので「たいした病気ではない」とか、高血圧であることに気づかずに過ごしてしまう人もしばしば・・・。
その結果、重大な合併症を引き起こす場合があります。
≪合併症の例≫
○脳・・・・・脳出血、脳梗塞、一過性脳虚血
○心臓・・・心筋梗塞、狭心症、心肥大、うっ血性心不全
○腎臓・・・腎硬化症、腎不全
○目・・・・・高血圧性網膜症、眼底出血、失明
○動脈・・・大動脈硬化、大動脈瘤(大動脈瘤破裂) など
原因を取り除くことが、一番の予防です。主な原因は、
塩分の摂りすぎ、喫煙、肥満、飲酒、ストレス、気候(温度差に注意)、過食、運動不足(有酸素運動が効果的)
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