- チ:運指(指遣い)記号。琴古流、都山流、上田流とも同じ。1尺8寸管ではA音。連音は第四孔の押さえ。
●|●○○○ 甲、乙音あり。第1孔の塞ぎ方により、メリ音の半音階の変音を発生。
チは甲音のロの後に来る場合、琴古は乙のチ、都山は甲のチとなる。
- 筑紫流筝曲:-->ツクシゴト
- 竹保流尺八:(チクホリュウ)。酒井竹保は元、近藤宗悦門下の藤田松調(松調流)の門下であったが、師弟対立し大正6年独立し創設した。
- 調号:楽曲の初めに又は複縦線横に置かれ、変化記号の他の音全てに適用される。
- 調律:音程を整える事であるが、尺八では製管の場合に内部に下地漆などを塗ることによって、尺八の音程、音量のバランスなどを整えるが、その作業を言う。-->「尺八調律秘伝」