- ロ:運指(指遣い)記号。琴古流、都山流、上田流共同じ。一尺八寸管ではD音。
●|●●●● 五孔全部共塞ぐ。甲(かん)、乙音及び大甲のロ音。連音は第二孔押さえ。
大甲のロ音は一般的に後ろ孔(第五孔)を明けた指遣いのハ(○|●●●●)を使うが、音程が高くなるの相当メリ込んで吹かなくてはならないで、ハ記号をロの運指を使う。
- 弄斎:(ろうさい)。寛文頃、弄斎坊が三味線などの伴奏で歌ったもの。
- 六ふく:(ろつふく:ふくは、月辺に府と書く)。薦宗の持ち物。5寸、8寸角の厚紙の袋懐に入れておき米を貰ったときに入れる袋。銭を受け取るようになり、首から下げた”げ箱”にかわる。