- 西山徳茂都:(とくもいち)。安政4年生、明治31年没42歳。生田流箏曲家。「秋の言の葉」の作曲者。8歳で失明、徳永検校に学ぶ。天才肌であったが精神的な病で夭折。
- 乳井建蔵:(ニュウイケンドウ)乳井月影の孫。錦風風(根笹流尺八)の伝承者。
- 日本の音楽:日本の音楽には、古来自然発生的な大和楽や大陸から伝来し宮廷を中心に発達した雅楽、仏教と共に受け継がれてきた声明と、琵琶や箏、武士社会の無常観と共に発達した能楽、農民祭事に行われた田楽、江戸の鎖国時代には都市を中心に、家元を軸に発達した三味線を中心とした音楽、地方に自然発生した里謡などのほか、黒船の渡来により鎖国の夢から目覚めさせられた日本に起こった新日本音楽運動の産物である童謡など様々な音楽が考えられます。
これら日本の音楽は五音階によって旋律を成す音楽です。音階の種類によって次のように分類されます。
則ち、雅楽と俗楽というものです。
この雅楽は律旋と呂旋の音階別に分けられます。
また、代表的な箏、三味線楽等の音楽である俗楽は、陰旋律と陽旋律に分類されます。
さらに民謡などの音階も別種に数えられます。