エネファーム・エコキュート・エコウィル所有者の方へ20130128                                        
                                        

                         

 先日あるサイト(現在は閉じられていますが、当方は保管しています)で、エネファーム所有者の方(Aさん)の思いを知って、大きな誤解があると感じました。多分、このAさんの隣家の方(被害者)は、こう思っていらっしゃるのではないでしょうか。


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 当方は、クレーマーではありません。当方が、防音サッシを設置してもらっても、苦情をいうのは、「金目当て」ではありません。状況が改善されないからです。業者が、それぞれ手をつくしてきたといっても、それはすべて騒音対策で、低周波音には無効です低周波音が参照値以下であろうと、各地で被害が起こり、訴訟にもなっています。受忍限度内と業者はいうでしょうが、実際に苦しんでいるのは当方です。他の誰が勝手に受忍限度内と判断するのでしょう。

 苦情を言われ続けて、あなた自身も被害者だとお感じなのでしょう。でも、当方が加害者ではありません。加害者はエネファームをそのような場所に設置した業者です。あなたは、エネファームがこのような害をもたらすことを知らずに、設計に同意しました。ですから、当方も、当初は、あなたではなく、業者に苦情を言いました。業者の機器改良で、当方の苦しみがあっさりと消滅することを当方も望んでいました。しかし、何をしても何の効果もありません。当方も、自分の被害を調べていくうちに、業者は低周波音対策ではなく、騒音対策をしており、低周波音を認めようとしていないことに気付きました。エネファームの苦情は当方だけではなく、業者は当方だけに対策をしているわけではありません。対策が無効であることぐらい、業者は十分にわかっているはずです。あなたも低周波音の対策をお調べになったことと思いますが、低周波音の対策は非常に困難なようです。機械に消音シートなど取り付けて解消するようなものではありません。

 防音壁やパワコンの移設で、問題が解消するのなら、もちろんその提案を受け入れましたが、業者は効果がないことを知っていながら、偽りの誠意を見せるためだけに、その提案をしているようです。
エネファーム本体があの場所にある限り、問題は解決しませんし、より問題がこじれて、より深い泥沼に陥るのは明らかです。業者は低周波音の本質を避けた対応をし、あえて騒音対策を行い、何をしても納得しないクレーマーに当方を仕立てあげようとしているとしか思えません。それもあなたには、当方が、ことごとく提案を退け、移設を強硬に主張し、「ゴネている」としか思えないのでしょう。

 業者からは返答を、何か月も放置されることも度々あり、また、業者は私の苦情をあなたには伝えていないことも判明しました。それで、私は、しかたなく、あなたに苦情をいうことになりました。私の被害の実態を知ってもらって、その上で、移設を検討してほしいと思ったからです。あなたが入居してから、もう2年以上、当方は、不眠と体調不良に悩まされ、不誠実な業者の対応にも苦しんでいます。本当に平穏な日々を奪われたと感じています。あなたも、せっかく、新居を建てたのに、このような苦情を受けて、お辛いでしょう。でも、なぜ、あなたと当方が、辛い目に遭わなければならないのでしょう。


 商品を購入するときに、あなたは、宣伝を鵜呑みにして買うことはないでしょう。誇大広告に騙されないように、自分の目で確かめて、商品を購入しているはずです。しかし、エネファームに関しては、あなたは、業者の言い分だけを信じているのでしょうね。「このくらいの数値では、受忍限度内です。生活騒音はお互い様です。こちらが防音壁設置やパワコンの移設という提案をしているのをはねつけて、移設を求める隣家はクレーマーです。一切、苦情は取り合わず、こちらに任せてください」というような、業者の説明を信じているのでしょう。
 

 建築設備のプロなら慎重になるそうです。カタログで騒音が38Bであれば、現場では通常7dBは上昇し、環境基準に触れるかどうかの状況になることは常識で、境界近くの場所に設置することは避けるそうです。大手の住宅施工会社で、現場を知らない設計者がプラモデルを作るかのような感覚で設計をし、そのような常識を持ちあわせないのでしょう。近隣へのトラブルの可能性を考えず、そのような場所に設置した業者の責任をあなたは何とも思わないのですか。トラブルの原因を作ったのは業者です。