ある風車被害者の独白2
昨夜も風車の音がきつく、家にはいられなくなり、川沿いに歩きました。今の季節はまだ、外に出るのもそれほど苦ではありません。 5月中旬から6月にかけては、蛍の乱舞が眼を楽しませてくれます。蛍は19時半過ぎて21時くらいまでが数も多く、その後次第に、数が減少していきます。幻想的な時を過ごして、しばらく苦痛を忘れて帰宅しましたが、家の中は、あの音が満ち満ちたままです。とうとう、朝の6時まで眠ることはできませんでした。どこかにテントを張って暮らそうかと思っています。 |
由良町風力発電 三尾川地区から望む風車。
この地区では南風の吹く季節に騒音苦情があるが、山の向こう側になる畑地区、門前地区では大きな被害が出ている。 |