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エンゼル3人と九州の旅を決行した。
エンゼル圭は初めての九州上陸らしく、やや緊張気味に南港から午後7時50分に出航するサンフラワー号に乗りこんだ。 |
30人ぐらい就寝できる部屋に荷物を置き、船内の探検にとりかかった。
エンゼルはぁとはすかさず写真用に置いてある船長の服と帽子を見つけ、それを順番に着て、写真をパチリ!!
(おそらくこのグループしか体験できないであろう) |

船長の服と帽子できまり!! |

夜にうかぶサンフラワー号 |
エンゼルゆるりんは少し体調が悪いのか、軽めの咳をしていた。以前ゆるりんが「熱が出ても行きますよ」と豪語していた。どうかその通りになりません様に。
そして私隊長ははぁとが嬉しそうにおバカキャラを発揮しているのに悪乗りしながら、サンフラワー号は静かに岸を離れた。 |
さて、眠れぬ夜が明け、朝がきた〜〜!!
ふと圭を見ると、白いブラウスに黒のベルベットを着込んでいる。私はすかざず「どうしたん、その式服?」
圭曰く「初めての九州に来させて貰ったので、挨拶」しようと思ってと神妙な顔でおっしゃる。
私たちは「ふぅ〜ん」と目を丸くしながら、圭らしいなと思っていた。 |
圭の式服 |
いよいよ、レンタカーに乗り込み由布院へゴー!!
只今午前8時である。私たちは山合から吹き上げている湯けむりを目にしながら、広大な九州の大地にいだかれ、40分のドライブを楽しんだ。 |
由布院を散策し、軽めの食事をとり、いざ山川温泉へ、途中で一度道を間違ったが、それはそれで面白く、畑の中の細い道をぐにゃぐにゃ進むと突然巨大な牛の顔が小屋から現れ、牛なのにギョギョ!!となる。(このフレーズははぁとが喜ぶ)
畑たちは迷い込んだ私たちを歓迎してくれ、まるで芸術作品のように広がっていた。 |

迷い込んだ道 |
60分ぐらい走ると、いよいよ山川温泉の標示が見えてきた。
垣根のある坂を登りきると1軒の「華結」(はなゆう)に到着した。10年前に来た時はまだ建って3年ぐらいで、よそいきの顔をしていたが、今は木々も大きくなり建物も落ちついた色に様変わりしており、全体的には見覚えのあるものであった。 |

湧蓋山にいだかれた一軒宿「華結」(はなゆう) |

はぁとガ」ハートを作りました |
もう一度来たいと思っていた宿は初めてで、すべてが思い通りであり、たとえば心のこもった食事、お掃除も行き届き、接待も上々、何よりも一枚岩がある露天風呂に再び入れた事に感動を覚えた。 |
風呂に入る前に1匹の油虫をはぁととが見つけた。私は「そ〜としといたり」と言い捨てて、風呂へとび込んだ。
はぁとはゆるりんにも言ったらしく、ゆるりんはなんとティッシュ2枚で、いとも簡単に捕らえてゴミ箱へ!!
この次第でゆるりんの見た目のギャップにあ然とした。あのホンワカゆるりんがいとも簡単にゴキを捕まえるなんて「よっ!!男前」
夜中にふと目が覚め、両側にかわいい顔したエンゼルたちがすやすや眠っているのをみて、私もいつしか眠りの世界へ再び入った。 |
朝が来た。宿の周囲はもやがかかり、いかにも一軒宿の雰囲気を漂わせていた。
待合室で佐賀の三人の熟女に出会い、佐賀弁を教わる。
「それとッとッと」、私たちは「とッとッと」を連発しながら、朝食の部屋へ移動。
朝も心のこもった味付けで完食です。
ごちそうさま。 |

朝霧の道を登ると「華結」が現れる |
早めに出発し、九重国立公園をへて、九州のナイアガラと呼ばれている原尻の滝へ。 |

無料の(50分コース)九重国定公園
しかしなかなか見つからず、引き返すこと2度
あきらめかけたとき、滝の標示が目に飛び込んできた。
「やった〜!!」。 |

やっと見つけた原尻の滝 |
車を降りてすぐにゆるりんが皆と違う方向に歩き出した。
いきなり腰に手を当て、まるで牛乳を飲むポーズで吐いたのだ。「ギョギョ!」車に酔ったのだった。
申し訳ない、必死に探したので荒い運転になっていた。
この広大な原尻の滝はきっとゆるりんを癒してくれるだろう。 |
少し落ちついたところで、次は臼杵の石仏群へ車を進める。
ここはぜひ行きたかったところで、慈悲深い大日如来さんが私たちを迎えてくれた。 |
沢山の仏の中に、とてもユニークな顔をした仏がいて、何度見てもその度、笑った。
多分、彫手の方がこういう顔をしていたのだろうと察する。
いよいよ旅も最終章。
ネットで調べてあった食事処「うさぎ小屋」で昼食の予定であったが、行ってみると「しばらくの間休業」の看板が。
最後にして、予定通りに行かなかった訳だがBut!!
これは「何かの意味があるぞ」と私は思った。
それが後で的中するのである。
宿でにぎってもらったおにぎりとスーパーで買ったおかずでもって、とりあえず高速道路にのった。 |

笑わしてくれた石仏さま |

入るはずの食事処「うさぎ小屋」 |
ここより170K小倉へ。そこから午後6時1分発の新幹線で大阪へ。そうすれば私の任務も終了する訳である。
只今午後2時。この時間なら充分に間に合うと思っていたが甘かった。
途中で高速は終わり、次は国道10号線で行くのだが、なかなか10号線が出てこない。
行ったり来たりしながら「太陽はどっちにある?」と言いながら、何とか北の方向に進み10号線を探り当てた。
後部座席ではぁとが「神降臨(かみこうりん)」と叫んでいる。(私が知らない土地で、いつもうまく道を探すから祈っているのである)
ひたすら暴走を繰り返し、後15Kのところで時計は5時40分をさしている。 |
もう後がない!!
皆、戦闘態勢に入った!!
荷物をまとめ「着いたら、すぐ走って、電車を止めといて」
今も私はあの時のことがよみがえり、かなり興奮ぎみにペンを走らせている。
本題へもどる。車の尻をムチでたたき「ハイヨーシルバー!!」
やっと到着した。 |

ハイヨー!シルバー! |
私はのんびりと返却手続きをするレンタカーの職員に、いらだちながら完了すると脱兎のごとく皆の後を追いかけた。
新幹線は流れるように停車し、すぐに出発した。
席に座りやっと落ち着いたところで「サバイバルやったなー!!」と叫び、ドキドキが大阪駅の手前まで続いたのである。
あの時「うさぎ小屋」が営業していたら、おそらくこの新幹線には乗れなかったであろう!! |
ー隊長、何とか任務終了!ホッ!ー
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情緒あふれる場所 |

臼杵の町並み |

由布岳をバックに突然アリスの国が
現れたようなお土産屋さん |

臼杵のお土産屋さん |
ムラサキ芋のアイスクリームを食べながらレトロな町並みをのんびりと歩く |
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長野県北部、北アルプスの懐。白馬連峰の中岳に位置。 |
標高1,800〜2,000mに約100haの広大な湿原が広がる |
白馬山の中ふくにこんな湿原が広がっているとは
静かなときの流れの中で、ただ黙々と歩く!! |
足元に注意して登る |
白馬を借景に湿原を散策
きれいな小川が流れ
多くの高山植物に迎えられ
間じかに迫る雪渓と遭遇し
これに勝る清涼剤はないね!! |
足元に残雪が残る |
栂池の沢山の高山植物。この時季には24〜30種類の可憐な花が咲いていて
よく見ないと、何けに通りすぎてしまいます |
私が見つけた初夏の高山植物の一部 |

衣笠草(キヌガサソウ) |

山荷葉(サンヨウカ) |
立金花(リュウキンカ) |
しだのつぼみ |
延齢草(エンレイソウ)
見つけた!なになにこれ?!
葉が透けて見える。
こんな花があるかと感動する! |

この芽を見ていると力強い息吹を感じる |
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期待に胸ふくらませ、どきどきしながら屋久島へ降りたった
何が私を待ってくれるのかな?!
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☆:1日目 |
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◎ 白谷雲水峡 |
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悠久の大自然のエネルギーを
全身に浴びて歩く
これぞ屋久島っていう感じ!! |

弥生杉 |

二代大杉 |
神秘の森の中で、しかと出会う。まさしく「もののけ姫」の世界 |
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人間:1/3
しか:1/3 猿:しか:人間
さる:1/3
とても人なつっこい |
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みんなのアイドル
85才の山本みゆきさんと…
「みゆきちゃん、いける?」
「わいは大丈夫や!!」
と言いつつも、しっかりと私の手を握っていた |
◎ いなか浜・・・・世界有数の海がめの産卵地 |

自然に出来た
海のえくぼ |
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貝殻を拾って
並べてみました |
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亀になったつもり
(亀岩の上で) |
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☆:2日目 |
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◎ フルーツランド(亜熱帯植物) |
◎ 大川の滝 |
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苔むした昨日の
陰の世界とうって
変わり、陽の世界
フルーツのいい香りがしてくる |

「私はマーメイド」
道路から5分で滝つぼへいける |
◎ ヤクスギランド |
◎ 屋久島:地図 |
千年以上経たないと
屋久杉とは言わないらしい |
1993年に世界遺産に登録
周囲130KM |

母子杉 |
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