シーラス143(昭和41年〜?)

143は奈良山(42卒)が建造し、管理をクルージング委ねていたものでは?センターボードケースの上に、湯飲み位の大きさの「ウインチ」が付いていたのでは?クルーがタック、ジャイブの時に屈むと、尾てい骨を打っていたように思いますが・・・憶えがありませんか?
(投稿者匿名)


確かにウインチ有りました。周航湾合宿の時等吹かれた時に使いたかったのですが、使わして貰えず、何の為のウインチか疑問に思ったものです。
(52年卒、島田宏氏)


シーラスで思い出すのは
1.43? 31? **?
2.センターボードも鉄製でおろすときに下で潜ってる人いたら大けがするなと考えてしまう。
3.流体力学無視の鉄板センターボードはプレーニングするとブオーンといった共鳴?音を発していた。
4.沈しそうもない造りだったけど沈してしまって、起きそうもない造りだったけど起こしてプカプカ浮いてるスノコをどけながらアカ汲みバケツで海水くみ出してました。その始終を先輩の乗ったクルーザーが近間から暖かく見守ってくれていました(沈してからリカバリーするまではやっぱり面白い)
完沈して裏返ったときは濃紺のボトムから真っ白なセンターボードがシャチのひれみたいに突き出していて白ウサギ飛ぶ海面と鉛色の雲の切れ間から差し込む真っ白な数本の光線とのマッチングが絵を見るみたいでした。
5.今のディンギーからは考えられないけどランニングで波につっこみバウ沈(カタマランのようにバウからでんぐり返しにはならなくてバウから潜行していくバウ沈です)した時は潜水艦の潜望鏡のように海面から突き出すマストと海面に呆然と立っている2人とシバーする真っ白なセールだけが見えます。
6.チェーンプレートにラニヤードでステーを留めていたのでマストステップからたまにデスマストしていました。デスマストしてもクルーザー乗りはかくあるべきという教えから洋上で立て直して帰っていました。
7.シーラス3杯そろって須磨〜泉佐野〜洲本〜須磨なんかの周航湾合宿をやっていました。レスキュー・輸送船的役割でクルーザーも伴走していましたがちょっとした冒険旅行でした。
8.トランサムにエンジンマウントがあったと思います。整備でニス塗りしながら何でこんなんついてるんやろうと思ってました。
(55年卒、矢野 邦彦氏)


シーラスで一度だけ、サーフィングしたことがあります。

風が結構強く、風と波がほぼ同じ方向に来てました。
ブロードリーチぐらいで、後ろよりに乗り、後ろから波が船を追い越す瞬間に、メインをパンピングして、同時にベアします。
波が来るのを、後ろ向いてタイミングをはかり、ここだと思ったら、前に向き直り、急速ベアしながらメインセールを2回ほどパンピングします。
波の頂上がスターンに追いついてからでは遅く、その一秒ぐらい前に、ベアしてパンピングするとバウの両側から波がピシャピシャピシャと立ち上がります。
1回5〜6秒は続いたと思います。
(55年卒、杉浦 正幸氏)