シーラーク108(ヤマハY16 昭和54年〜?)


上田君と二人でシーラーク2艇の整備艇に当たっていました。1年の夏の整備に台車作りを命じられ、真夏のめちゃくちゃ暑い日に二人で大きな角材を切れないノコギリで切って作ったのを思い出します。ひっくり返した船のボトムの角度に合わせて2枚の板を当てて手で二枚の板の角度を固定したまま艇庫までダッシュで走り、その角度で制作する…という非常に原始的な工法を用いた記憶があります。その次の整備だったかでは、スピンの艤装加工をしました。木造艇の整備の苦しみは無く、隣でシーラス(118)の整備をしている鈴木、神頭、少し離れたとこで一世の整備をしている高木、中谷を横目に、物を作る楽しみを感じながらも声には出せず「俺らも大変やねんで!」などと言っていました。
(59年卒、今達)