第38回活動(第2期第1回ボランティア講座) | |||
1 日時 | 平成19年6月2日(土) | ||
2 場所 | 立町の町屋 | ||
3 参加者 | 10名 | ||
4 講師 | 横山さん、大西棟梁 | ||
5 内容 | ○篠山の城下町と町家の成立についての講義 ○柿渋塗り |
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今日からボランティア講座ということで、新しい参加者もあり、新たな気分でにぎやかに行いました。 最初に、丹波の森協会研究員でたんばぐみの副理事長でもある横山さんの講義がありました。 床の間の壁をスクリーンにパワーポイントでの説明があり、みんな熱心に聞いていました。 次に、大西棟梁の柿渋塗りについの講義を受けてから、みんなで柿渋を塗りました。出格子の柱とかまちと階段タンスなどの 家具類を塗りました。案外簡単でしたが、驚くほど感じよくなりました。 しかし、やはり柿渋は臭いがきつくきびしかったようです。人によってはよい臭いという人もいましたが、全然受け付けなくて作業どこ ろでなかったという人もいて、かなり個人差があるようですね。 階段ダンスと戸棚ダンスに柿渋を塗りおえて、設置して、床の養生シートを取ってみると、本当見違えるようになって、みんなやったという達成感を味わうことができました。 |
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5 講義(大西棟梁)のポイント | ○柿渋は、ベンガラと墨を混ぜて、色の調合をしてから、しょっちゅう刷毛でかき混ぜながら塗る。 ○最初にこれを塗り、少し乾きはじめたころに、今度は色を付けない柿渋だけを重ねて塗って、そ れから、布で拭き取る。 ○ベンガラと墨(左官用の色粉でもよい)は、あらかじめ別容器で柿渋で溶かしておいてから、柿 渋に徐々に入れていく。 |
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最初に篠山の城下町の成立についての話しがありました | 講師は丹波の森協会研究員の横山さん。横山さんはたんばぐみ副理事長でもあります。 |
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それから柿渋塗りをしました | 大西棟梁の指導で柿渋に墨とべんがらを混ぜて色を調合していきます |
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階段タンスもこんなにきれいになりました。柿渋は光沢が出ますね。 | タンスもこんなにきれいに!! ぼろぼろでしたのに・・・・。 |