第35回活動




1 日時 平成19年4月19日(土)
2 場所 立町の町屋
3 参加者 7名
4 作業内容 柿渋塗り
 今日は大西棟梁と才本氏のお父さんの指導で柿渋塗りを行いました。柿渋は臭いがすごいと聞いていたのですが、思ったほどはひどくないと言う声が多かったです。個人差がだいぶあるようです。
 昼休みには、ボランティアの河南さんの自宅のオープンガーデンにおじゃましました。旦那さんの案内で裏の里山を案内していただき、おみやげに山菜をいっぱいいただきました。本当にありがとうございました。
 今日はあまり作業はできませんでしたが、楽しかったです。天気もよくて気持ちよかった。
 

5 講師 才本氏のお父さん、大西棟梁
6 講義のポイント ・柿渋にべんがらと黒の色粉、黄色の色粉をまぜて、塗ってある色に近いものを調合する。

・べんがら、色粉は少量の柿渋で溶かしてから、これを混ぜていく。

・塗るときは、どうしても底にすぐたまるので、一回はけをつける毎に混ぜ合わせるくらい、しょっちゅう混ぜながら塗らないといけない。

・マスキングテープで必ず養生する必要がある。

・柿渋は塗って時間が経つと色が濃くなってくるので(特に陽が当たると)その分を見越して色の調合を行う必要がある

・塗るときは、細かい部分等の塗りにくい所から塗るのが鉄則である。

・既存の塗装部分はぞうきんにつけてふくとよい。
マスキングをして、柱に柿渋を塗っていきます 塗っただけですごく雰囲気がよくなっていきます
建具にも塗っていきます 塗装用のバケツに入れて、べんがらが沈むのでしょっちゅう混ぜながら普通の刷毛で塗っていきます