ボランティア活動記録第25回

日時     平成18年11月18日(土)

参加者    7名(スタッフ含む)  

場所     立町の町屋

 

 

作業内容  床のやり直し、外壁の一部の施工、裏の開口部の解体

                              

今回は大西棟梁に出格子の復元を実演してもらう予定でしたが、昨日、いっしょにしていただく予定だった棟梁ところの大工さんが、機械で指をとばしてしまい、第二関節から先がなくなってしまったということで、それどころではなくなってしまいました。

でも、忙しい中、午前中だけ指導に来ていただけました。

床の施工状態をチェックしていただいたところ、不具合箇所が見つかり、結局表の三畳の部分をもう一度全部めくってやり直しとなりました。

また、押入を外にかけだした部分を壊したあとの外壁の施工についても、耐力壁の施工のための、柱つなぎの入れ方についてアドバイスを受け施工を完了することができました。。

また、裏の中庭に面した開口部の解体についても、ほぼ完成することができました。

 

 
概要    今回 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

大西棟梁の話

○床鳴りがしているところがある。これでは、仕上げ材を張っても直らない

○根太等受け材は段差がないようにしなければならない

○根太間隔が一尺程度であればだいじょうぶだが、それ以上のところは床鳴りの可能性がある

○框側の根太の受け材等の力のかかる場所はねじより釘打ちの方がよい

○大引きが浮いた状態にならないよう、必ず釘打ちしておく必要がある

○敷居は床を仕上げてからでも施工可能である

○押入は一段高くする方がほこりがあがりにくくてよい

○縁側の軒を支えるため、柱を立てた状態にしておいた方がよい

○外壁に合板で耐力壁を作る場合、つなぎはなるべく多くの柱を受ける状態の方がよい