ボランティア活動記録第16回(ボランティア講座第9回)

日時     平成18年7月1日(土)

参加者    10名(スタッフ含む)

講師      大西工務店 大西棟梁      

 

場所     立町の町屋

 

講義内容  耐力壁設置方法の続き

 

作業内容  耐力壁の設置

                              

前回に続いて耐力壁の設置の続きを行いました。今回は2名の新しい参加者がありました。いずれも女性の方で、大工仕事は始めてということでした。しかし、初めてとは思えないくらいのがんばりでした。

今回は、主屋と下屋との柱を合板でつなぐため(長さが50cmしかないので、耐力壁とは見なさないこととしました)つなぎ材を入れる作業もしました。それと、添え柱の設置もしました。

人数が少なかったせいもあり、結構時間が掛かってしまい、全部完成さすことができませんでした。しかし、次回はいよいよ床組にかかります。

電気配線をどうしようかと思っていますが・・・。

 
概要   

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大西棟梁の講義のポイント

 

・道具が切れなくなっている。特にのこぎりは刃を替える必要があり、胴付の加工に入っていくので、胴付のこを揃える必要がある。

 

・耐力壁に電気のコンセントボックスの穴をあける場合、端を切り欠くのではなく、端からの距離が短くなっても穴をくり抜くようにする。

 

・切り抜いた穴の周りがペラペラするようであれば、穴の周囲に受け材をいれればよい。

 

・コンセントボックスは合板に当たらないくらいに後退させて設置してもねじが非常に長いので問題ない。こうしておけば、合板にあける穴の寸法が小さくても問題がないので好都合である。

・ボックスの設置位置はあまり壁際にしないこと、タンスに隠れない位置としなければならない

・耐力壁の合板はなるべく継がないのがよいが、継ぐ場合は必ず受け材を入れる必要がある。