今、世界は@

平和への願い

今の世界の様子は、たくさんの人の願いとは逆に、ミサイルが落とされたりしています。
まず、広島に、原子爆弾が落とされた時の、人々の願いをみてください。

  
       
           無題           小学5年 香川征雄
         
         よしお兄ちゃんが
         げんばくで
         死んだあくる日
         おかあちゃんが
         まい日 まい日
         さがしたが
         きものも
         かばんも
         べんとうばこも
         骨も
         なかった
         おかあちゃんは
         よしお
         なぜ死んだのと
         ないて
         ないた
         ぼくは
         げんしばくだん
         だいきらいだ

 「たった一発の爆弾でヒロシマ20万人、ナガサキ10万人が死んだ」
                          「労働教育センター出版」より

私は、この詩を読んで、原爆は、本当に恐ろしい兵器だったのだと感じました。
みなさんは、どのように感じられましたか?
紹介した詩を書いた香川征雄さんをはじめ、多くの人々が平和を願っているのに、
つい最近も、北朝鮮が7発ものミサイルを発射しました。
北朝鮮が持っているミサイル「テポドン2号」は、アメリカまで飛ぶと考えられていたけれど、
なぜ全部が日本海沖に落ちたのかなと思いました。
このことから、私はミサイルを発射したのは日本やアメリカにたいするおどしではなかったのか
ということを考えました。
一発、一瞬で、多くの人々の命を奪い、今も苦しんでいる人がいるのに。
私は、この世から、ミサイルがなくなり、世界中が、平和になるように願っています。


広島にピカ・ドンが落とされてから60年がたちました。
広島にはおりヅルがいつも送られていて、平和を祈る人々は増えています。
でも、その祈りとは逆に、新しいミサイルも作られています。
たった一発の爆弾で広島の人も長崎の人も
何万人も死んだのにまだ懲りずに作っているのです。
ミサイルを作る国はたくさんあります。
よその国を脅すという目的だけでそんなにミサイルに熱中することはないと思います。


げんしばくだん

げんしばくだんがおちると
ひるがよるになって
ひとはおばけになる。

労働教育センター出版
「たった一つの爆弾でヒロシマ20万人ナガサキ10万人が死んだ。」より。

これからも爆弾は人々の平和を壊し続けるでしょう。
それを防ぐにはどうすればよいでしょうか。


1945年8月6日午前8時15分広島に、ピカ・ドンが投下されました。
そして、その3日後の8月9日に長崎にピカ・ドンが、投下されました。
そして、今原爆は、だんだん少なくなっていますが、北朝鮮がまた作りました。
2006年7月5日、北朝鮮が日本にむかって、ミサイルを七発うちました。



平成18年7月6日北朝鮮は今後もミサイルを発射すると表明しました。
北朝鮮の発射は国防強化のためで軍事訓練の一環と述べています。
ちなみに北朝鮮はアメリカや日本から経済援助を受けています。
もしかするとそものお金でテポドンを作る費用に使っているのかもしれません。

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