2005.9.30

今期最終 神崎川

ジムグリ

ダイモンジソウ

ノコンギク

あまごと岩魚と翌檜

 最終日は熟考の末、U谷を選んだ。 最近はどこも釣り荒れで魚影は極端に薄いようなので殆ど知られていない谷に入ることにした。 ふるさと林道と瀬戸峠出会いより神崎川に至る山道はよく知られた道で、釣りや登山者或いは沢登り等で良く使用されるようになった。 このU谷にはその途中より右折してむしろのぼり気味にこの谷に入る道が存在しているのである。

しかし利用する人は冬場の猟師ぐらいなのか、荒廃がひどく途切れ戸切れで踏み跡は消えた所が何箇所もあった。 足跡と言えば鹿、カモシカ、イノシシなどの獣のみであった。

まさしく杣道で歩き慣れた人意外は、なかなか通しで歩けないと思われる。 当然目印のテープなどは殆ど無い。 しかしこの谷も釣り切られていて、あたりが全く無く小さなイワナが二匹程遊んでくれた。

尾根近くに杉の大木があった、少なくても樹齢は何百年であろう なんてすばらしい生命力であろうか・・。途中の永源寺ダム湖は大減水で、湖水に沈んだ昔の生活跡が見えて来ていた。