完全に透明なものは稀少。
大抵のダイヤモンドは、微細な不純物を含んでおり、
これは天然の指紋のようなもので、それぞれのダイヤモンドの特徴となっています。
これらの含有物は、ダイヤモンドの美しさを損なったり、耐久性を弱めたりすることはありません。
また、ダイヤモンドを通す光を遮る度合いが小さい方が、ダイヤモンドのきらめきも増し、より価値があります。
ダイヤモンドは、宝石の中でも、最大の輝きを放つことのできるものなのです。
ダイヤモンドの透明度を決めるにあたっては、10倍に拡大して、専門家によって検査され、
次のチャートのように鑑定されます。
FL(フローレス) | 無キズ |
---|---|
IF(インターナショナル・フローレス) | 内部無キズ、表面にかすかなキズ |
VVS1-VVS2 | 極小内包物含有 |
VS1-VS2 | 微小内包物含有 |
SI1-SI2 | 少量内包物含有 |
I1-I2-I3 | 肉眼で確認できる内包物含有 |