*『令和の初春を祝す』                      戻る



*自作『令和の初春を祝す』について
 
2020年令和元年5月に、平成から令和に改元され、徳仁親王が天皇陛下となられ
 ました。 そして、10月22日には即位礼正殿の儀がとりおこなわれ、新天皇の即
 位を内外に示され、その時は激しい雨の中で屋内で執り行われていました。
 しかし、天皇陛下が即位のお言葉を述べられ始めると、雨は止み青空が見えだし
 、虹まで出て、天が祝福されていることを形で現わされました。多くの参列者や我々
 国民も感動の瞬間でした。上の写真はその時の虹です(ネットより)。
  この感動は是非残さねばと思い作詞したものです。結句の「雪梅」については、日
 本が大東亜戦争以降、高度成長期もありましたが、今だ植民地の状態で真の独立
 が果たせていない現状を降雪状態ととらえて、その中での天に祝福された新天皇の
 就任、令和のスタートが百花の魁となる梅の花の開花と表現したものです。
 

*読みと解釈

 徳仁即位 令和と為す   徳仁親王が天皇となられ、元号が令和と為
 
なるひと そくい   れいわとなす         された

 
雨の礼正殿  佳境の時  雨の中執り行われていた即位礼正殿の儀
 
あめのれいせいでん  かきょうのとき      のクライマックスの時

 
忽ち黒雲晴れ 虹橋出ず  急に雨雲が晴れて青空も見え、更に虹の
 たちまちこくうんはれ  こうきょういず      橋が出た

 神州日本   雪梅披く    神代のいにしえより続く日本国。戦後の抑
 しんしゅうにっぽん  せつばいひらく        圧された状況の中で、即位礼正殿の儀の
                           最中に現出した青空と虹は神の祝福であ
                           り、雪の中で天下に魁て花開く梅のようで
                           勇気百倍だ