11月15日(金) 石山から音羽山へ

ここのところ休みの度に天気が悪く、
私の「山行きたい・行きたい病」は前日からピークに達していた。

「明日はきっと山へ行ってやる。」と昨日から決意していたのだが、
やはり、今日も曇り空であった。

仕事の都合上、金曜日に休みを取ることが多いのだが、
過去の記録から統計的にも「金曜日は雨が多い」らしい。

なんでも
月曜日から地上で吐き出される排ガスが、どんどん上空に溜まっていき、
飽和状態を越えるのが、「金曜日」らしいのだ。

だから、金曜日に休みを取らざるを得ない私は不幸なのであって、
「日頃の行いが悪い」のではないのだ。ぜったい。



朝からギターを弾いて、ぼんやり過ごす。


眠くなってお昼前にまた寝直しをしたため、
出発は12時頃になってしまった。



「音羽山」は京都の南東の方にある山で、
とってもお手軽な低山である。

どれほどお手軽かというと、途中で保育園児の遠足団体に出会うくらい(^^ゞ

山科の方からは、今まで何度も登ったけれど、
今回は滋賀県の石山の方から登ることにした。



登山道入り口 杖入れがありました


    

このコースは、こんな池から始まります。


もうちょっとお天気がよかったら、よかったんだけど・・・

いいお天気の時は「高気圧」の圏内で、「低気圧」だと下り坂だよね。
「低気圧」というのは、「気圧が低い」ということだから、
つまりは、低気圧だと「空気が薄い」ということか。

だから天気が悪いと、どことなく身体がだるかったりするのかなあ・・・

お天気がいいと、ぱっと気分も晴れるものねえ・・・

などと、

考えながら歩いていると地面にキラキラ光る玉を発見!

なんだろう?と近寄ってよく見ると、



虫だった。


・・・・・




こんな木を発見!

木に蔓が巻き付いて一体化してしまったらしい。

植物にも「心」があるというが、この木は一体どんな気持ちなのだろうか。

「しゃあないなあ。こいつと一緒にやってくかあ。」
などと、すべてを自然に受け止めるしかないのだろうなきっと。

蔓の方は案外「こんなはずじゃあ なかった。」なんて
思ってたりして。

まさかこれが狙いじゃないだろう









お昼ごはん。



登山道横には沢があるよ

  
石がゴロゴロあって、誰かが積んだ石山がある。

このあたりは石が多く、石の山だから「石山」なのかなあ・・・




階段が続く

暑くて、長袖Tシャツ一枚になった。
身体がすっかりなまってしまって、すごくしんどかったけれど、
落ち葉や檜の匂いを嗅ぐと、すーっと、気持ちが満たされる。

やっぱり山はいいなあ・・・









   
パノラマ台まで登ったら、パッと視界が広がって、
琵琶湖がみえた。


時間は2時半。今日はこの辺にしとこう。



ここでおやつ。


は、



でっかいパン。


わ〜い!




わかった。沙羅にもあげるってば



このあとは、もと来た道を通って下山しました。


登山口までもどったところで、

オレンジ色のベストを着て、鉄砲を持った4〜5人のおじさん達に
遭遇して、ぎょぎょぎょっ!!



帰ってテレビで「鴨の狩猟解禁!」というニュースをやってるのを見て、
ああそうなんだ。と思ったのですが、
やっぱりびっくりしました。


ついこの間のニュースでは、「シキミ」を取りに来たおじさんが、
イノシシと間違われて撃たれたと言っていた。


ぞぞぞーーっ


沙羅なんか絶対イノシシと間違われるぞ。
色が似てるもん。

ちょっとスマートなイノシシに・・・


気を付けなければ・・・