天神さん遷座祭


 京都・北野天満宮 遷座祭
写真左より、清水君、木曽(本人)奉行、清水・総奉行、山村・奉行。
12名いる奉行の中からこの3名が選ばれ、御祭神を仮殿よりお遷しする本殿遷座祭。
仮殿より牛に、写真の位置まで牽かせ、あとは人力でこのスロープを、上がっていきますが、
全て真っ暗闇の中で、作業しなければなりません。人目に付かないように、道中は、真っ白の
布で囲われています。 
御祭神 本殿遷座 直後に、布はアッという間に外され、素晴らしいライトアップに変わって、綺
麗になった御本殿や装飾品(飾り金物)、それはそれは、眩いばかりです、そしてそれは、溜め
息と、大拍手に代わっていくのです。


 総奉行 清水源之助、右が私。心身を清め、あ
らゆる欲望をすて、御奉仕の事だけ考えて、30時間以上ここ(御茶室 明月舎)に、いた。


 松明という お役の、清水君。


 時代劇の控え室のようですね。


 御本殿中央左側の席です。


 御祭神への奉納品の数々、準備に追われる神職さん達。


      
本殿遷座祭は平成十三年四月二十九日午後七時から斎行され、真白い絹垣に覆われた仮
殿から本殿までの約数百メートルの神幸路を、ご祭神は牛の曳く御羽車に乗られ、静かにお
遷りになった。
当日は夕刻から小雨がぱらつくあいにくの空模様となったが、それにも拘らず千百年大萬燈
祭を控え、本殿への遷座を是非この目でと、奉賛会員をはじめ約七百人の宗敬者が祭場を埋
め、古式通りの厳粛な儀式を見守った。



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