
鉄骨工事施工中







敷地は、嵐山渡月橋上流の河川敷の中にあります。
お施主様は、明治の初めより遊覧船及びボートの貸し出し等を運営されており、7月~9月に行なわれる鵜飼は、嵐山の夏の風物詩となっております。
既存帳場の老朽化に伴い、今回の建て替えとなりました。
河川敷から河川法が、渡月橋上流という風光明媚な立地条件から、史跡名勝、風致地区、特別修景地区、近景デザイン保全区域、遠景デザイン保全区域、敷地が接道せず嵐山公園に接する条件から、京都府立自然公園特別地域、都市計画法43条1項だたし書きの許可、そして市街化調整区域での許可、建築基準法と多岐に渡っています。
国・京都府・京都市の全ての法律・条令をクリアし竣工出来ましたことは設計者として良い経験並びに自信に繋がっております。
渡月橋上流の河川敷の中という特殊性から、普段は基礎とボルトで緊結していますが、台風等の増水時は、クレーンで撤去避難できるような構造となっております。
2013年の台風18号では避難が間に合わず、増水した川の中に取り残される事態となりましたが、緊結していたボルトにより流されることなく済みました。
また、外壁は無垢材を使用することにより、周囲への配慮ならびに修繕のし易さを考えております。
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