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管理人のフジキセキへの思い入れ

   フジキセキの魅力とは

      ・勝負根性

        ならんだら絶対に抜かせない! という、類い希な勝負根性の持ち主であった。
        最もそれが表れたのが、引退レースとなった弥生賞。 外から襲いかかるホッカイルソーを
        ならばれた瞬間、突然、怒り狂ったかのように加速し、残り100mで、2馬身半突き放した。
        管理人が思うに、おそらくこれがフジキセキの最初で最後の『本気』だったのであろうと・・・
 

     ・美しい馬体      

        その父譲りの美しい青鹿毛に、父を上回る雄大な馬体。 額の星。 まさに、朝日杯の時の
        三宅アナの言葉、『漆黒の馬体に星ひとつ・・』
        管理人は、G誌に載っていたデビュー戦の記事(白黒)を観て、なぜか「なんて、かっこいい
        馬なんだ・・」と思ったものです。 しかも、『出遅れ・・ 8馬身、ぶっちぎり』の文言。 強い!
        一発でファンになりました。
        二戦目のもみじSは、唯一、競馬場で生で観れたレースでしたが、14キロの体重増ももの
        ともせず、後のダービー馬タヤスツヨシを馬なりで一蹴した。 この時、ウィナーズサークル
        で観たその馬体は、逞しく、美しく光り輝いて、今年の三歳チャンプを予感したものです。

     ・凄まじい成長力

        デビュー戦が472キロ、二戦目のもみじSが486キロ、三戦目の朝日杯が492キロ、休み
        明けの弥生賞が506キロ、わずか半年で、何と、34キロの体重増!
        こんなに順調に成長し、しかも結果を出してきた馬を管理人は他には記憶がありません。
        足元さえ無事ならば、ダービーまでは、楽勝だったに違いない・・と今でも思っています。
        (菊花賞は気性的に向かなかったような気がするので。 でも無事なら、ブリーダーズカップ・
         クラシックに出場していたでしょうから、そこなら、きっと勝ったと思います。)

     ・種牡馬としての期待

        ノーザンダンサーを全く含まず、5代前まで完全なアウトブリード。
        種牡馬としての成功は間違いないと思いますが、有力馬に故障が多いのが気がかりです・・・
        走る馬の宿命でしょうか・・・
        しかし、南半球へのシャトル種牡馬としても活躍しているので、ワールドワイドな活躍が期待
        できると信じています。

  最後に・・

        最後に、管理人の思い出を記しておきます。
        フジキセキがデビューした1994年、管理人には、非常につらい出来事が有りました。
        そのつらい時期を支えてくれたのが、フジキセキとナリタブライアンという二頭の名馬でした。
        大袈裟のように思われるかもしれませんが、本当のことです。
        管理人は、フジキセキがBCクラシックに勝利し、無敗のまま、凱旋帰国し、ナリタブライアン
        との有馬記念での対決を夢見ていたものです。 BCクラシックには、日帰りでも応援に行く
        つもりでした。
        ところが、今でも思い出されます・・・  95年3月25日、通勤の途中で、いつものようにS誌
        を購入し、最終面を観た僕は、目を疑いました。 そう『フジキセキ引退!』の記事でした。
        いきなりその見出しが目に飛び込んできたので、何のことかわからずに、詳細を読み終えた
        時には、涙が滲んできたものです。
        競馬で涙したのは、この時とナリタブライアンが亡くなった時のみです。
        父の果たせなかった、クラシック制覇、BCクラシック制覇、さらには、凱旋門賞やドバイワー
        ルドカップ制覇まで、産駒達に、大きな夢を持っていきたいです。
        このページを読んでいただいた方達と、一緒に、産駒を応援していけたら最高です。