僕が昆虫飼育にはまった理由・・・

　　　そもそも子供の頃に最初になりたいと思った夢・・・　それはファーブルの
　　様な”昆虫博士”になることでした。
　　　幸い、父方の田舎が奈良の吉野地方であり、毎年夏には昆虫採集に出かける
　　ことができ、カブトムシやクワガタ（ミヤマが主）を採集して大阪に持ち帰る
　　ことができました。　しかし当時はあまり世話ができず、特にクワガタなどは
　　放置飼育では子供など残せるわけが有りませんでした。

　　　それから２０年以上もの月日が流れ、僕も１人の息子と１人の娘を持ち、平
　　成１４年の夏に、「息子に生命の尊さ・サイクルを教えたい」と思い、ある日
　　、生まれて初めてカブトムシを購入したのでした。
　　　そして、ろくに飼育方法などは調べずに、昔よりましだったのは、ペットシ
　　ョップで専用のカブトマットを購入して使用した程度での飼育が始まり、それ
　　でも翌年（平成１５年）夏には、２頭のカブトムシが無事に羽化したのでした
　　。　
　　　
　　　そして、平成１５年の夏、まさに昆虫飼育にはまるきっかけとなった出来事
　　が・・・
　　　８月１４日の朝、僕の一家と両親と兄一家と全員で、奈良県吉野郡下市町の
　　田舎に行く予定が有りましたが、僕は別の用事で１人で梅田にいた時、実家か
　　らの連絡で、「兄一家が行けなくなった」との連絡が入り、僕は車を持たない
　　ので、父の軽自動車１台のみで行くことになり、誰かが電車で行かないといけ
　　なくなったのでした。　すでに梅田にいた僕が単独で電車で行くことになりま
　　したが、電車の中は実に暇だ・・・　そこで、そばに有った本屋に入ったとこ
　　ろ、『世界のクワガタムシ・カブトムシ』という本が目に飛び込んで来たので
　　した。
　　　そこには、いままで見たことも無いような魅力的なクワカブ達が載っていて
　　、その中でも”ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ”の採集記は実に魅力的
　　でした。
　　　また、この本には、地元大阪の能勢が、日本のオオクワ４大産地の一つであ
　　るということが掲載されており、これらが僕が後に野外採集や外国種の飼育に
　　まで手を出してしまう、きっかけとなったのです。

　　　その後は、インターネット上で、かなり沢山の方がプレゼント企画を行って
　　いることを知り、色々な企画に手を出し、飼育種を増やしていったのです。
　　　沢山飼育されている方に比べれば、まだまだ少ないとはいえ、いまではケー
　　スもかなり増え、簡易温室も造り、飼育コストもかかるし嫁さんにも怒られそ
　　うですが、今後も細々と飼育して行きたいと思っています！！

　
　いま特に欲しい昆虫

　　クワガタムシ
　　　　・国産オオクワガタ（能勢阿古谷産）　一度採集に玉砕したので・・・
　　　　・マンディブラリスフタマタクワガタ
　　カブトムシ
　　　　・サタンオオカブト　　　　ビロード状の微毛が魅力的！