脳は、私たちのほとんどあらゆる活動をコントロールしている司令塔です。
それがうまく働かなければ、精神活動も身体活動もスムーズに運ばなくなります。
認知症とは、
「いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったために
さまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)」
を指します。
認知症を引き起こす病気のうちもっとも多いのは、
アルツハイマー病、前頭・側頭型認知症、レビー小体病など
脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」です。
続いて多いのが、脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、
神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、
その結果、その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまう「脳血管性認知症」です。
参考文献:認知症サポーター養成講座標準教材
(特定非営利活動法人地域ケア政策ネットワーク 全国キャラバンメイト連絡協議会作成)
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