バッテリーのメカニズム メンテナンスフリーバッテリーとは 通常、定義としてセルのキャップに加工が施されるなど電解液の蒸発、又蒸発による補水の頻度を少なく済む様設計されたものをいい、完全密封型(シールドタイプ)もこれに含まれます。 |
バッテリーアガリと寿命の違い 一般に、電気の使用量が充電する量を上回って生じる充電不足を「バッテリーアガリ」、電気容量の縮小による劣化を「バッテリー寿命」といいます。「バッテリーアガリ」では、充電によりある程度回復できますが、寿命を迎えた場合、充電しても性能は回復されません。 |
バッテリーの寿命 バッテリーそのものの寿命と致しましては、通常3年前後といわれてますがお乗りのお車の使用状況によって、大きく前後する場合がございます。一般に充放電の激しい使われ方やバッテリー温度の高い使われ方は寿命を短くします。下記にあてはまる項目がございましたら、お早めの交換をお勧め致します。 一日に何度もセルモーターを使用している。(宅配便車等) 夜間しか車を使用しない。(夜間専門タクシー等) 雨天時しか車を使用しない。(放電過多) 消費電力の大きな電装品を装着している。(放電過多) 常時、エアコンを使用している。(放電過多) 常時、渋滞路を走行している。(渋滞通勤等) 一度に走行する距離が極めて少ない。(充電不足) カーオーディオに凝っている。(ハイパワーアンプ等) めったに車を使用しない等。 |
バッテリーのメンテナンス バッテリーの保守、点検について バッテリー内の電解液の量をチェックして下さい。UPPERとLOWERの間に液面があれば正常です。電解液は、水の電気分解や自然蒸発により減っていきます。又、液不足はバッテリーの劣化を促進し、思わぬ事故に繋がる場合もございます。電解液が減っていたらカー用品店等で販売されているバッテリー補充液を補充します。水道水は不純物を含んでいる為ご使用にならないで下さい。その際、比重も一緒にチェックすれば尚よいですが、比重は液温によっても上下致します。冬の冷え込んだ朝にバッテリートラブルが多いのは、低温で比重が下がっている為です。セルが回りにくい、ライトが暗い等の症状がでてきたら寿命と考えられます。 |
バッテリーの充電方法 充電しようとするバッテリーの容量の10%以下程度の電流で、ゆっくりと時間をかけて(5〜20時間)充電します。(バッテリー容量50Ahだったら5A以下)バッテリーの容量と放電状態、充電電流によって充電時間は変わってきますが、充電途中で比重を計測し、そのまま2時間充電状態を続けても比重が変らなければ、満充電と判断できます。充電終了後30分程度放置すると比重が安定しますので、満充電時の比重が1.23Kg/L以下でしたら、ぼちぼち交換時期と判断した方が良いでしょう。 |
バッテリー交換の目安 下記にあてはまる項目がございましたら、すでに交換時期が訪れているとお考えください。 バッテリー液の減りが激しい。 バッテリー液の減りが各セルで偏っている。 バッテリー液は十分入っているのにセルモーターの廻りが悪い。 バッテリー液は十分入っているのにライトが暗い。 充電しても比重が上がらない。 1年以上、車を使用していない。 過去に、何度かバッテリーアガリの経験がある。 |
安全上のお願い 当バッテリーは、自動車専用バッテリーです。他の用途に使用されますと性能が十分発揮されないばかりでなく、バッテリーから発生する水素ガスへの引火爆発等、思わぬ事故の原因となりますので必ず自動車にご使用下さい。 バッテリーを火気のあるところや密閉された場所で使用しないで下さい。バッテリーから発生する水素ガスへの引火爆発の原因となることがあります。 バッテリーを傾けたり、転倒させたり、衝撃を与えたりしないで下さい。バッテリー内の電解液(希硫酸)が漏れだし、失明や火傷の原因となることがあります。 バッテリーは必ず適合するものをお選び下さい。ターミナル等を改造すると、内部が破損し、爆発の原因になる恐れがあります。 バッテリーや電解液は、その取り扱い方法や危険性を十分理解していない者(子供等)に触れさせないで下さい。 |
バッテリー装着上の注意! ご自分で交換作業をされる事を前提としておりますが、自動車整備工場やガソリンスタンド等でも¥500〜¥1,000程度で出来る様です。(充分自分で出来ます) 現在装着されているバッテリーを取り外す時は、必ずマイナス端子から外して下さい。取り付ける時はバッテリーを台座に取り付け最初にプラス端子を着け、最後にマイナス端子を着けて下さい。 輸入車の多くの場合13mmのスパナやボックスレンチが必要となります。 一部のフランス車(プジョー、ルノー等)の場合、ターミナルがネジ込み式になっていますので現在装着されているバッテリーから、ドライヤー等を用いてターミナルを温めて取り外し、再使用して下さい。 車種によってはバッテリー搭載位置がトランクルームやリヤシートの下等、目に見えない位置の場合もありますので、お車に備え付けの取り扱い説明書をよくご覧下さい。 |
新日本バッテリー抜粋 ご協力有難うございます