ホローマスク錯視
Hollow Mask Illusion
ホローフェイス錯視
Hollow Face Illusion

• ホローマスクの錯視とは、凹んだ顔を手前に出っ張った凸状の顔に知覚する奥行反転現象です。この錯覚のデモンストレーションで用いられる刺激（マスク）は多くの場合、一色で塗られています。このディスプレイは、凹んだ顔（マスクの裏）に顔らしさである情報を加えてみると、奥行の反転がさらに容易になることを示しています。これは別のデモンストレーションである「逆遠近錯視図形（リバース・パースペクティブ）」についても当てはまる説明です。もし、逆遠近錯視図形から絵画的な手がかりを取り除けば、錯視現象（奥行の反転）は出現しにくくなります。
  

左から（バックライト）　　　正面（上：ノーマル　下：バックライト）　　右から（バックライト）

　　　　　　

バックライトをあてることによって、顔である情報量が増し、より奥行きが反転しやすくなります

この刺激は立教大学の長田先生から依頼を受け、製作いたしました。
今は、立教大学現代心理学部内、RARC（立教大学アミューズメントリサーチセンター）に設置されています。



逆遠近錯視（リバース・パースペクティブ）

　

心理学実験室

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大阪府堺市美原区平尾1060-1
太成学院大学　人間学部　心理カウンセリング学科
鈴木公洋
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