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ガンや動脈硬化に代表される生活習慣病にはじまり、さまざまな病気をもたらすものとして近年注目を集めているのが″活性酸素″だ。 活性酸素とは、もともと呼吸によって体内に入った酸素の一部が変化したもの。それが、人間の体を酸化させる、恐ろしい物質となるのだ。 人間の体は約60兆個の細胞でつくられている。この細胞のまわりの細胞膜は不飽和脂肪酸という脂質でできており、活性酸素で酸化されると過酸化脂質という物質に変化する。 しかも細胞膜が過酸化脂質と化した細胞は、まわりの細胞の細胞膜をつぎつぎと酸化させていく。 ここで登場するのがビタミンEだ。Eのもつ最大のカこそ、活性酸素の酸化に対抗する″抗酸化作用″なのだ。 ビタミンEは細胞膜のなかで活性酸素を待ちうけ、活性酸素が脂質を酸化して週酸化脂質とする前に、先に活性酸素と結びつき、活性酸素を無害なものに変える。 ビタミンEが不足すると体内の過酸化脂質が増加し血管が細くなる。その結果、血流が悪くなって動脈硬化となり、脳梗塞や心筋梗塞が引き起こされる。 また、活性酸素は細胞のなかのDNAを攻撃し遺伝情報を混乱させ、ガン細胞発生のきっかけをつくる。 2.ビタミンEを多く含む食品(一日の必要摂取量9mg)
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