ビタミンＡを多く含む食品

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ビタミンＡの効果・含有食品

ビタミンＡの持つ人体への影響とビタミンＡが多く含まれる食品　　　　　　　　　　　　

　１．人体への影響
　粘膜や肌を潤わせ病原体をはねかえす
　脂溶性ビタミンの代表格であるビタミンAは、目のビタミンとも呼ばれ、視覚と視力に深く関係している。
　映画館などの暗い場所に入ると、しだいに日が慣れ周囲が見えるようになるが、これを暗順応ヒいう。日の網膜には、ビタミンAとタンパク質が結びついたロドプシンという物質があり、これによって、
薄暗い場所でも少しの光でものを見ることができるのだ。
夜、目が見えにくくなる人は、ビタミンA不足で夜盲症になっている可能性がある。
　また、ビタミンAには眼球の潤いを保つ作用もあり、不足すると眼球乾燥症になり、欠乏状態が続くと失明することもある。
　ビタミンAのもうひとつの大きな役割は、上皮細胞を正常に保つことだ。上皮細胞とは、口や鼻から始まり、気管や肺、胃腸などをへて肛門までを結んでいる器官の粘膜や、体の皮膚を構成している細胞のこと。体の外から取り入れた空気や食べものといっしょに病原体とも直接ふれる場所だ。ビタミンAは、上皮細胞を新しくつくりかえる手伝いをして、病原体が体内に入るのを防ぐ。
　ちなみにビタミンAとは、同じ作用をもついくつかの物質の総称であり、おもな仲間にはレチノールやレチナール、レチノイン酸などがある。

２．ビタミンＡを多く含む食品（一日の必要摂取量　５５０μｇ）

ほうれん草（１６０ｇ、１束）ほうれん草関連食品（ＪＡタウン）を見る	かぼちゃ（１７０ｇ）かぼちゃ関連食品（ＪＡタウン）を見る
マンゴー（１，０７０ｇ、６個）	人参（８０ｇ、半本）
うなぎ蒲焼（４０ｇ）	豚レバー（５ｇ）ぶた肉関連食品（ＪＡタウン）を見る
鶏レバー（５ｇ）鶏肉関連食品（ＪＡタウン）を見る	アンキモ（８ｇ））