八方尾根から白馬

菊水の作品

お返しをせねば許さぬ閻魔様

少年の目力見つめてる未来

怖い怖いどこまで進化する人間

もういいよ隠れることは止めたから

想定の範囲それぞれ違います

がっしりと岩を掴んで立つ巨木

飛び込んで固まっている水の風呂

呑んで寝る揺れても揺れても大丈夫

照れないで幸せ一杯ハグハグハグ

少し足伸ばして出逢う海の幸

遊びたいシンドイケレド遊びたい



まだ早い帰れと閻魔様の声

深山へ行ったつもりで岩の上

スギナには苦労してるがツクシでは

それだけの気品が有って近江富士

語り部の顔そのようにそのように


縁起よい名前に星とか鏡とか

これがその宝塔という欠けている

お優しい気持ちにさせる仁王様

神世には空飛ぶ舟が有ったらしい

石塔の孔雀は対で仲がよい


花追いに菊待つ前の曼珠沙華

花の上伊吹に抱かれ竹生島

彼岸花勝負勝負と秋桜

こんなのが居たんだ貝殻ポンと蹴る

一周忌また満開になる花よ


飛び込んで固まっている水の風呂

呑んで寝る揺れても揺れても大丈夫

照れないで幸せ一杯ハグハグハグ

少し足伸ばして出逢う海の幸

遊びたいシンドイケレド遊びたい



まだ早い帰れと閻魔様の声

深山へ行ったつもりで岩の上

スギナには苦労してるがツクシでは

それだけの気品が有って近江富士

語り部の顔そのようにそのように


神仏にお礼だけする幸もらう

天狗様見ようによってはおちょぼ口

木も岩も二つ揃ってみな夫婦

晴れ晴れと塵も芥も雪の下

そりゃあなた妻が一番美しい

雑踏の不思議に消える闇の中

闇に消え闇に浮かべば妖艶な

煌々と恥ずかしそうに照らされる

シンメトリー水面の方が上を行く

竹林に住む賢人は若い若い

日本遺産世界遺産の中に座す

紅葉にも遠目近めの好き嫌い

艶めかしそんな枝振り赤松に

群生のキノコが森の掃除やさん

残り紅葉有るから余計寒くなる

難路です健脚向きです選びます

膝笑う踝は泣く腰揺れる


ああ逢えたこの辺はまだこちら側

新緑を額縁にして白い山

元気でね美味しい秋を知ってるよ

カメラ目線これが最後という気負い

誰よりもポーズ上手で最年長

あんなことこんなことああもういいや

寒咲きの春は考えないことに

自分撮りこれがいいのよこれが良い

まだ行けるもう行けぬなと迷う冬

母強し湖はやぱり父じゃない


絶景にカメラ目線で居る二人

ここに今居るだけという幸せも

贅沢に青も黄も朱も踏んでいる

どちらかが先に逝ったらあとはもう


散り際の潔いのが一番だ

碧に映え白に雨にもいいな紅葉

姫達の群舞よ舞鶴草群れる

雪はまだその辺に有り岩鏡

石楠花も白山だから白いんだ


秋にまた今まだ白いナナカマド

まだ早い延齢草も元気だし

首ポトリ役目終わった岩団扇

どこか体直しましょうか三葉黄蓮


禁酒かねえ白っぽく咲く猩猩袴

小坊主も様になってる座禅草

住分けて白と紫 錨草

新緑へ燃え立つ躑躅上へ上へ

山笑うほんとに笑うウッフッフッフ



ネーミング感じ入ってる稚児百合よ

舌によく言の葉も乗る瑠璃草だ


早いけど咲いた見れたよまた今年

花の付き桜にだって言い分が

梅桜桃こきまぜてさあどうだ

追っかけは得意だタレントから花へ



酒 弁当桜は何も言ってない

散髪の仕立てのように杉の枝

植林を従え森の巨木の精

ああ蛇だ一枚岩は山頂へ


閻魔様に追い返されて生き直し

棘のあるアザミへ蝶も蜂も来る

鬼百合とこんな可憐な花に付け

暇だなあホタルブクロも涼しそう

咲き切ってナデシコ急に老けました


ダケブキの領地増えてく笹の原

神様は別ですブナの手つかずは

姫達の群舞よ舞鶴草群れる

雪はまだその辺に有り岩鏡

石楠花も白山だから白いんだ


秋にまた今まだ白いナナカマド

まだ早い延齢草も元気だし

首ポトリ役目終わった岩団扇

どこか体直しましょうか三葉黄蓮


禁酒かねえ白っぽく咲く猩猩袴

小坊主も様になってる座禅草

住分けて白と紫 錨草

新緑へ燃え立つ躑躅上へ上へ

山笑うほんとに笑うウッフッフッフ



ネーミング感じ入ってる稚児百合よ

舌によく言の葉も乗る瑠璃草だ


早いけど咲いた見れたよまた今年

花の付き桜にだって言い分が

梅桜桃こきまぜてさあどうだ

追っかけは得意だタレントから花へ



酒 弁当桜は何も言ってない

散髪の仕立てのように杉の枝

植林を従え森の巨木の精

ああ蛇だ一枚岩は山頂へ


閻魔様に追い返されて生き直し

楽しみはみんな五欲の中ばかり

計画に先立つものの無い恨み

子や孫に見え隠れする先祖の血ラ

最高の見返り貰うアリガトウ

ニコニコとしててピリッと来るピーマン

きゅっという噛み応えならこの茄子

トマトなのどういう訳か桃太郎

花を愛で実を愛で酒を愛でオクラ

エダマメは肉も魚も寄せ付けず

この桜やはりここにはこの桜

若桜古木の味は解るまい

菜の花に裾を任せてしだれ咲く

この花のために早起き早化粧

満開を路面電車は横に切る

美味そうでまた怖そうなキノコ群れ

景色よし自然もいいが仲間いい

コンテスト神の造形珍岩奇岩

ムード音楽滝の音から川の音

散り残る紅葉の赤と黄の主張

それぞれの青春思い出す旅路

スナップへ夜叉から慈母へ早変わり

写真見てはじめて気づく御本堂

肉魚無いのが良いと知った年

名無しという名を付けられて淋しそう

抱いて抱かれて岩と花とは共に生き

どう私雪の中から生まれたの

こっちから見えればあっちからも見え

極楽に着いたようだと思う小屋

明日のこと相談してるのはカラダ

ハイマツに白く線香花火散る

溶岩の白さ私の黒さだね

霊山を霊山たらしめサクラ咲く

二人だけそう二人だけここに居る

一万尺雪従えて一万尺

青と白神々しくも空と雪


ありがとう誠意の解る背中の露

石楠花の花弁で一献如何です

もじゃもじゃの土からもじゃもじゃ顔を出す

恥ずかしい処だけれど見て欲しい

見晴良好だって落ちれば死ぬんだよ

透き通る空へ緑も透き通る

石が良いいや花が良いどっちも良い

ねじくれて雪を支えた花清楚

わたくしに緑が有って貴方が有って

はるかはるか山並み花の上に有る

あそぶためならば二時起き三時起き

快晴の予報黄砂め黄砂めと

鏡見て写真嫌いも解る気に

恐竜の背骨を歩く笹の尾根

嬉しいなここを歩けて嬉しいね

花映す水も動けぬ動かない

梅の香よ僕のためだと思いたい

花霞春には遠い梅の里

花の香のいいが一杯如何です

誉められて背景の空嬉しそう

白に埋まるああ美しいああ淋しい

白と黒本当は仲が良いらしい

柔らかいものが包むとみな優しい

雪山を雪より白い飛行雲

やりたいこといっぱい時間足りません

一瞥し通り過ぎ行く冬の滝

熟年が残雪ガリガリ楽しんで

ご神木何代人を見つめてか

ヘルニアのごとく巨木の根が膨れ

時期不詳作者不詳で仏さま

ここが川だたと氷柱教えてる

真ん中は怖いと思う雪の橋

青空に負けず満開雪の花

久々の雪へ悲鳴と歓声と

張り紙は賀正しばらく閉めたまま

どう筆を使い切ったらこんなにも

落花狼藉夜には鹿の寝床なり

今しばらく休んでおくれ竹箒

綾錦裏漉しすれば夢の国

石橋に尼僧の衣揺れて映え

登山口ここまで来たら登らんと

降りてくる人へ何度も道を聞く

花花花足の痛さもなんのその

最初はグー足引きずって杖突いて

山葡萄サルナシたわわ山豊か

我々を待ってたらしい空の青

人人人霊山登る岩続く

私ちょっと目立ちたがり屋ひとり咲く

雪渓の肩へ黒部の湖が載る

雪渓をガッツと掴み岳座る

喜んでお金使ってリュック負う

わたくしも蒸発してく空の青

ウンウンウン遍路仲間も愚痴を聞く

この月は山の上でも地蔵盆

火星でも咲いてみせるという元気

一二割鳥や虫やが食べる分

ああこれは百合の花弁に触れた罰

紫陽花よ僕にもさせて七変化

この時期にやっと来たねえ真っきっ黄

遅すぎた落花で在り家やっと知る

これは何畳の縁に蹴躓く

ときめきの夢は花野を駆け巡る

儚きも夢には夢の楽しみが

亡くなった友もいるのに今更の

そして今日禁句の寝言一つ増え

燃えつくせまだあるんだろ燃えるもの
不甲斐なし酒の勢い借りるなど

枯れたなと思うが萎れてなんかない

半世紀経って忘れていないこと

衰えをそのまま見せて静なり


三文の得したような雪化粧

花の寺思った通り花爛漫

厄年の数階段で登らせる

日本の花だ海にはよく似合う

千年の歴史刻んだ湯の味よ


天使とはこういうものと言う寝顔

我慢力試されているお姉ちゃん

お食い初め親の食べたいものばかり

雨の日を待ち兼ね雨傘雨合羽

アルプスも見えてほころぶ梅の花

余命あらばこの山この夏絶対だ

悪いねえ横切るウサギさんの道

雨だれの重なり凍り錫杖に

お金には成らない木こそ美しい


寝ない熊帰らない鳥困ったな

銀河鉄道ちょっと地球に途中下車

初恋の老人に逢う揺れている

一瞬の花も好きだし雪も好き

突風に上手に乗って天高く


もう真昼それでも初日は初日なり

紅葉に映えて顔まで若返る

白い雲ぽっかりしあわせそうな湖

嬉しさよ共に登れる人が居て

冬木立残り紅葉の誇らしげ


クッションにフカフカ落ち葉でもどうぞ

ン十年放って置いた竿握る

狙い目は坊主いっぱい釣れたアジ

捨てられず家には捌く人居らず

この釣果写真に撮って欲しいけど


山のため海のためなら未明起き

山道の茸の列は修行僧

魁の秋は蔦漆の紅葉

よくもまあ好きで登るよこんな山

空全部私のものと枝広げ


抱いてやる抱かせてやると父とジジ

可愛いの利害関係無いからね

どう見ても美人になると思う爺

害獣と言うが可愛い鹿や猿

十年後太陽ほんとに有るだろか


スリッパと裸足が似合う散歩道

秋にまた来なさいと言う夏の色

木の道を辿れば雲の天界へ

こんなわたしやっと見つけてくれたわね

山旅も終わりよければすべてよし


  わがルーツ先祖の墓が誇らしげ

深山の岩場に独り咲くツツジ

笹の青ぱっと照らして白一輪

谷間にびっしりの屋根ああ人間

古里はぺんぺん草の向こう側



  手の中へ転がり込んだ一枚田

開墾という死語ここで復活せり

眠りから息吹き返す土の香だ

雨読なし近頃晴耕ばかりなり

良い雨が降ったと喜ぶようになり


  新緑へ程よく映えて木々白く

山頂のすべてが霧でそれもよし

さわさわさわ樹枝から苔のカーテンも

気に入り野枝へ待ってる甲斐有って

いらっしゃいみんなで待っておりました

   菓子饅頭何でもあげる膝に来い

シャボン玉キラリ瞳はもっとキラキラリ

花一輪そろりそお〜と摘むゆび

小石一個口に入れよか投げようか

手掴みで食べて貰って皆笑顔

踏む落ち葉鳴るぜいたくだ贅沢と

語り合うように立ってる森の精

鉄塔に支えられてる文明よ

高齢登山僕の目標貴方です

曼陀羅の寒暖モミジ曼陀羅に

ねんねしな虫へ紅葉の掛け布団

サックサク処女雪踏んで紅葉道

長い影紅葉の奥へ透過光

紅葉にも未練があって散り残る
寒咲きの春は考えないことに

合唱の稽古始まる田植え前

蒔かねば生えぬ植えねば成らぬ頑張ろう

良かったね肌に感じた花の時期

花見客誰かに似てる雲も居る

岩がよい花も良いけど君が良い


花追いに菊待つ前の曼珠沙華

花の上伊吹に抱かれ竹生島

彼岸花勝負勝負と秋桜

こんなのが居たんだ貝殻ポンと蹴る

一周忌また満開になる花よ


飛び込んで固まっている水の風呂

呑んで寝る揺れても揺れても大丈夫

照れないで幸せ一杯ハグハグハグ

少し足伸ばして出逢う海の幸

遊びたいシンドイケレド遊びたい



まだ早い帰れと閻魔様の声

深山へ行ったつもりで岩の上

スギナには苦労してるがツクシでは

それだけの気品が有って近江富士

語り部の顔そのようにそのように


縁起よい名前に星とか鏡とか

これがその宝塔という欠けている

お優しい気持ちにさせる仁王様

神世には空飛ぶ舟が有ったらしい

石塔の孔雀は対で仲がよい


花追いに菊待つ前の曼珠沙華

花の上伊吹に抱かれ竹生島

彼岸花勝負勝負と秋桜

こんなのが居たんだ貝殻ポンと蹴る

一周忌また満開になる花よ


飛び込んで固まっている水の風呂

呑んで寝る揺れても揺れても大丈夫

照れないで幸せ一杯ハグハグハグ

少し足伸ばして出逢う海の幸

遊びたいシンドイケレド遊びたい



まだ早い帰れと閻魔様の声

深山へ行ったつもりで岩の上

スギナには苦労してるがツクシでは

それだけの気品が有って近江富士

語り部の顔そのようにそのように


神仏にお礼だけする幸もらう

天狗様見ようによってはおちょぼ口

木も岩も二つ揃ってみな夫婦

晴れ晴れと塵も芥も雪の下

そりゃあなた妻が一番美しい

雑踏の不思議に消える闇の中

闇に消え闇に浮かべば妖艶な

煌々と恥ずかしそうに照らされる

シンメトリー水面の方が上を行く

竹林に住む賢人は若い若い

日本遺産世界遺産の中に座す

紅葉にも遠目近めの好き嫌い

艶めかしそんな枝振り赤松に

群生のキノコが森の掃除やさん

残り紅葉有るから余計寒くなる

難路です健脚向きです選びます

膝笑う踝は泣く腰揺れる


ああ逢えたこの辺はまだこちら側

新緑を額縁にして白い山

元気でね美味しい秋を知ってるよ

カメラ目線これが最後という気負い

誰よりもポーズ上手で最年長

あんなことこんなことああもういいや

寒咲きの春は考えないことに

自分撮りこれがいいのよこれが良い

まだ行けるもう行けぬなと迷う冬

母強し湖はやぱり父じゃない


絶景にカメラ目線で居る二人

ここに今居るだけという幸せも

贅沢に青も黄も朱も踏んでいる

どちらかが先に逝ったらあとはもう


散り際の潔いのが一番だ

碧に映え白に雨にもいいな紅葉

姫達の群舞よ舞鶴草群れる

雪はまだその辺に有り岩鏡

石楠花も白山だから白いんだ


秋にまた今まだ白いナナカマド

まだ早い延齢草も元気だし

首ポトリ役目終わった岩団扇

どこか体直しましょうか三葉黄蓮


禁酒かねえ白っぽく咲く猩猩袴

小坊主も様になってる座禅草

住分けて白と紫 錨草

新緑へ燃え立つ躑躅上へ上へ

山笑うほんとに笑うウッフッフッフ



ネーミング感じ入ってる稚児百合よ

舌によく言の葉も乗る瑠璃草だ


早いけど咲いた見れたよまた今年

花の付き桜にだって言い分が

梅桜桃こきまぜてさあどうだ

追っかけは得意だタレントから花へ



酒 弁当桜は何も言ってない

散髪の仕立てのように杉の枝

植林を従え森の巨木の精

ああ蛇だ一枚岩は山頂へ


閻魔様に追い返されて生き直し

棘のあるアザミへ蝶も蜂も来る

鬼百合とこんな可憐な花に付け

暇だなあホタルブクロも涼しそう

咲き切ってナデシコ急に老けました


ダケブキの領地増えてく笹の原

神様は別ですブナの手つかずは

姫達の群舞よ舞鶴草群れる

雪はまだその辺に有り岩鏡

石楠花も白山だから白いんだ


秋にまた今まだ白いナナカマド

まだ早い延齢草も元気だし

首ポトリ役目終わった岩団扇

どこか体直しましょうか三葉黄蓮


禁酒かねえ白っぽく咲く猩猩袴

小坊主も様になってる座禅草

住分けて白と紫 錨草

新緑へ燃え立つ躑躅上へ上へ

山笑うほんとに笑うウッフッフッフ



ネーミング感じ入ってる稚児百合よ

舌によく言の葉も乗る瑠璃草だ


早いけど咲いた見れたよまた今年

花の付き桜にだって言い分が

梅桜桃こきまぜてさあどうだ

追っかけは得意だタレントから花へ



酒 弁当桜は何も言ってない

散髪の仕立てのように杉の枝

植林を従え森の巨木の精

ああ蛇だ一枚岩は山頂へ


閻魔様に追い返されて生き直し

楽しみはみんな五欲の中ばかり

計画に先立つものの無い恨み

子や孫に見え隠れする先祖の血ラ

最高の見返り貰うアリガトウ

ニコニコとしててピリッと来るピーマン

きゅっという噛み応えならこの茄子

トマトなのどういう訳か桃太郎

花を愛で実を愛で酒を愛でオクラ

エダマメは肉も魚も寄せ付けず

この桜やはりここにはこの桜

若桜古木の味は解るまい

菜の花に裾を任せてしだれ咲く

この花のために早起き早化粧

満開を路面電車は横に切る

美味そうでまた怖そうなキノコ群れ

景色よし自然もいいが仲間いい

コンテスト神の造形珍岩奇岩

ムード音楽滝の音から川の音

散り残る紅葉の赤と黄の主張

それぞれの青春思い出す旅路

スナップへ夜叉から慈母へ早変わり

写真見てはじめて気づく御本堂

肉魚無いのが良いと知った年

名無しという名を付けられて淋しそう

抱いて抱かれて岩と花とは共に生き

どう私雪の中から生まれたの

こっちから見えればあっちからも見え

極楽に着いたようだと思う小屋

明日のこと相談してるのはカラダ

ハイマツに白く線香花火散る

溶岩の白さ私の黒さだね

霊山を霊山たらしめサクラ咲く

二人だけそう二人だけここに居る

一万尺雪従えて一万尺

青と白神々しくも空と雪


ありがとう誠意の解る背中の露

石楠花の花弁で一献如何です

もじゃもじゃの土からもじゃもじゃ顔を出す

恥ずかしい処だけれど見て欲しい

見晴良好だって落ちれば死ぬんだよ

透き通る空へ緑も透き通る

石が良いいや花が良いどっちも良い

ねじくれて雪を支えた花清楚

わたくしに緑が有って貴方が有って

はるかはるか山並み花の上に有る

あそぶためならば二時起き三時起き

快晴の予報黄砂め黄砂めと

鏡見て写真嫌いも解る気に

恐竜の背骨を歩く笹の尾根

嬉しいなここを歩けて嬉しいね

花映す水も動けぬ動かない

梅の香よ僕のためだと思いたい

花霞春には遠い梅の里

花の香のいいが一杯如何です

誉められて背景の空嬉しそう

白に埋まるああ美しいああ淋しい

白と黒本当は仲が良いらしい

柔らかいものが包むとみな優しい

雪山を雪より白い飛行雲

やりたいこといっぱい時間足りません

一瞥し通り過ぎ行く冬の滝

熟年が残雪ガリガリ楽しんで

ご神木何代人を見つめてか

ヘルニアのごとく巨木の根が膨れ

時期不詳作者不詳で仏さま

ここが川だたと氷柱教えてる

真ん中は怖いと思う雪の橋

青空に負けず満開雪の花

久々の雪へ悲鳴と歓声と

張り紙は賀正しばらく閉めたまま

どう筆を使い切ったらこんなにも

落花狼藉夜には鹿の寝床なり

今しばらく休んでおくれ竹箒

綾錦裏漉しすれば夢の国

石橋に尼僧の衣揺れて映え

登山口ここまで来たら登らんと

降りてくる人へ何度も道を聞く

花花花足の痛さもなんのその

最初はグー足引きずって杖突いて

山葡萄サルナシたわわ山豊か

我々を待ってたらしい空の青

人人人霊山登る岩続く

私ちょっと目立ちたがり屋ひとり咲く

雪渓の肩へ黒部の湖が載る

雪渓をガッツと掴み岳座る

喜んでお金使ってリュック負う

わたくしも蒸発してく空の青

ウンウンウン遍路仲間も愚痴を聞く

この月は山の上でも地蔵盆

火星でも咲いてみせるという元気

一二割鳥や虫やが食べる分

ああこれは百合の花弁に触れた罰

紫陽花よ僕にもさせて七変化

この時期にやっと来たねえ真っきっ黄

遅すぎた落花で在り家やっと知る

これは何畳の縁に蹴躓く

ときめきの夢は花野を駆け巡る

儚きも夢には夢の楽しみが

亡くなった友もいるのに今更の

そして今日禁句の寝言一つ増え

燃えつくせまだあるんだろ燃えるもの
不甲斐なし酒の勢い借りるなど

枯れたなと思うが萎れてなんかない

半世紀経って忘れていないこと

衰えをそのまま見せて静なり


三文の得したような雪化粧

花の寺思った通り花爛漫

厄年の数階段で登らせる

日本の花だ海にはよく似合う

千年の歴史刻んだ湯の味よ


天使とはこういうものと言う寝顔

我慢力試されているお姉ちゃん

お食い初め親の食べたいものばかり

雨の日を待ち兼ね雨傘雨合羽

アルプスも見えてほころぶ梅の花

余命あらばこの山この夏絶対だ

悪いねえ横切るウサギさんの道

雨だれの重なり凍り錫杖に

お金には成らない木こそ美しい


寝ない熊帰らない鳥困ったな

銀河鉄道ちょっと地球に途中下車

初恋の老人に逢う揺れている

一瞬の花も好きだし雪も好き

突風に上手に乗って天高く


もう真昼それでも初日は初日なり

紅葉に映えて顔まで若返る

白い雲ぽっかりしあわせそうな湖

嬉しさよ共に登れる人が居て

冬木立残り紅葉の誇らしげ

クッションにフカフカ落ち葉でもどうぞ

ン十年放って置いた竿握る

狙い目は坊主いっぱい釣れたアジ

捨てられず家には捌く人居らず

この釣果写真に撮って欲しいけど


山のため海のためなら未明起き

山道の茸の列は修行僧

魁の秋は蔦漆の紅葉

よくもまあ好きで登るよこんな山

空全部私のものと枝広げ


抱いてやる抱かせてやると父とジジ

可愛いの利害関係無いからね

どう見ても美人になると思う爺

害獣と言うが可愛い鹿や猿

十年後太陽ほんとに有るだろか


スリッパと裸足が似合う散歩道

秋にまた来なさいと言う夏の色

木の道を辿れば雲の天界へ

こんなわたしやっと見つけてくれたわね

山旅も終わりよければすべてよし


  わがルーツ先祖の墓が誇らしげ

深山の岩場に独り咲くツツジ

笹の青ぱっと照らして白一輪

谷間にびっしりの屋根ああ人間

古里はぺんぺん草の向こう側



  手の中へ転がり込んだ一枚田

開墾という死語ここで復活せり

眠りから息吹き返す土の香だ

雨読なし近頃晴耕ばかりなり

良い雨が降ったと喜ぶようになり


  新緑へ程よく映えて木々白く

山頂のすべてが霧でそれもよし

さわさわさわ樹枝から苔のカーテンも

気に入り野枝へ待ってる甲斐有って

いらっしゃいみんなで待っておりました

   菓子饅頭何でもあげる膝に来い

シャボン玉キラリ瞳はもっとキラキラリ

花一輪そろりそお〜と摘むゆび

小石一個口に入れよか投げようか

手掴みで食べて貰って皆笑顔

踏む落ち葉鳴るぜいたくだ贅沢と

語り合うように立ってる森の精

鉄塔に支えられてる文明よ

高齢登山僕の目標貴方です

曼陀羅の寒暖モミジ曼陀羅に

ねんねしな虫へ紅葉の掛け布団

サックサク処女雪踏んで紅葉道

長い影紅葉の奥へ透過光

紅葉にも未練があって散り残る
寒咲きの春は考えないことに
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