「キル・ビル」

Vol.1:2003年・米
113分

Vol.2:2004年・米
138分

(監督)クエンティン・タランティーノ
(主な出演者)ユマ・サーマン/ルーシー・リュウ/サニー千葉(千葉真一)/ダリル・ハンナ/栗山千明
デヴィッド・キャラダイン/マイケル・マドセン/ゴードン・リュ−


「STORY」

Vol.1
ひとりの女が長い眠りから目覚める。彼女の名は、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)。
自分の結婚式の最中に、かつて所属していた毒ヘビ暗殺団の襲撃を受け、夫やお腹の子を殺されたのだ。
奇跡的に回復した彼女に残されたのは、暗殺団とそのボス―ビル(デヴィッド・キャラダイン)への復讐のニ文字だけだった。
ザ・ブライドは伝説の刀鍛冶―服部半蔵(サニー千葉)を訪ね、名刀ハットリ・ハンゾウを譲り受ける。
暗殺団のメンバーは5名。
その名を記したリストを手に、女刺客の復讐の旅が始まった。
キル・ビル…ビルを殺せ!

Vol.2
毒ヘビ暗殺団のメンバーを抹殺してゆくザ・ブライドの復讐の旅は、テキサスの荒野へと辿り着く。
次なる標的はビルの実弟バド。かつては日本刀の名手だったバドも、今は寂れたクラブの用心棒に成り下がっている。
ブライドは闇夜に紛れてバドのトレーラーハウスを急襲するが、待ち構えていたバドの計略に嵌まり、生きたまま地中深く埋められてしまう。
死の恐怖に苛まれる中で、ブライドの脳裏に懐かしい光景が甦る。
それは恋人だったビルの薦めで弟子入りした、中国拳法の達人パイ・メイとの壮絶な修行の記憶だった…。


「感想」

タランティーノ監督作品で、初めて観たのがこの「キル・ビル」だったのですが、
凄く光栄に思います。
そう思えるくらいに、僕の映画常識をいい意味でぶち破ってくれた傑作です。
タランティーノ監督は、映画オタクと呼ばれる位に映画を愛していて、
その彼が作る一人の女性の復讐劇は
こんなにもワクワク、ゾクゾクする作品として人々を魅了している。
凄いことですよね。
何故、こんなにもワクワク・ゾクゾクするのか!?
最大の魅力はキャラクターにあると思います。
主役のユマ・サーマンは言うに及ばず、ルーシー・リュウやダリル・ハンナも
ただ、歩いているだけでも、ググッとくるんです。
とにかく凄い作品です。
おかしな日本に、おかしなカンフーの達人、突然のアニメや、
聞き取りづらい日本語、制服を着た女子高生用心棒、バカにしたような役名・・・そして「怨み節」
それら全てが許せてしまう。というかうれしくなってしまうのです。

この作品は、タランティーノ監督が大好きな映画のオマージュがふんだんに入っていますが、
僕は、その元となっている映画を殆ど知りません。
また、他のタランティーノ監督作品も観たことがありません。
だから、きっと僕はこの作品の10分の1、いや100分の1も楽しめていないのかもしれません。
これから、勉強?して今後も何回も何回も繰り返し観たい作品です。

ド素人がダラダラと感想を書いてしまいましたが^^;、この作品は、感想を長く述べるよりも、

とにかく観て!!!!

ただそれだけ書けばいい作品だと思います^^
一人の映画オタクの趣味映画を、是非観て下さい。
但し、趣味が合わなかった方はゴメンナサイです。
僕は、ハマりました。


2004/05/03 Kid