家庭内暴力 引きこもり

親へ

「もし、自分の子供がイジメをしているなら」
「もし、自分の子供に暴力を振るわれているなら」
「もし、自分の子供が世間を恐れ、家から出られなでいるなら」
 すぐに自分が今までやってきた過ちを反省し、わが子に謝ってください。

 あなたの子供にイジメを受けている人の苦しみは
あなたが幼い頃から子供に与えてきた苦しみです。

 今、子供に暴力を受けて苦しんでいるなら
その苦しみは、あなたが子供に与えた苦しみです。

 今、子供のことで、どうしようもない不安や苦しみを抱えているのなら
それは、あなたが子供にしてきた仕打ちの結果です。

 子供の言動をよく見てください。
 あなたの教育通りです。

「子供の責任は親の責任」などと言っているのではありません。

 自分自身のことを償ってください。
 教育と信じて、人としてやってはいけないことをしたのです。
 子供に人への不信を植え付け、苦しむように育ててきたのです。

 そのことを理解したなら、子供に理解したことを伝え、謝ってください。

 自分のことを理解し、行動を起こせば、子供はあなた自身を見ます。
 子供が、なぜ自分はこうなったのかを知れば、自分のことを考えられます。

 そして、「苦しめた親」「育ててくれた親」「苦しめたことを謝っている今の親」
すべてのあなた自身が見えてきます。

「苦しめた親」がそのことを償えば、「育ててくれた親」「今真剣に自分に謝っている親」
その親だけが残ります。

 そうすれば、自分が愛される存在であることを心にとどめ
その存在として自分の存在が成り立つものになります。

 その現実の自分の存在を、他者によって見失うことはありません。

 しかし、強い人への不信がすぐに薄れることはなく、瞬時に子供自身にとってあるべき姿
に変身するわけでも、まして心の傷が深ければ深いほど、その親のことを即座に信じること
はできず、見た目は何も変わらない日々が続きます。

 「分かってもらおう」「信じてもらおう」という考えは捨ててください。

 やらせようとする人は、やってもらわなければどうしようもない人です。
 そのような姿を散々見せつけ苦しめてきた親が、そのような考えを起こせば
子供が拒否反応を示すのは当然のことで、心から信じることなどできず逆効果になります。

 子供は、植え付けられた「人への不信」を一生背負って生きていかなければなりません。
 薄れはしても、そう簡単に消えるものではありません。
 正しく生きるためには、その自分を理解して、その時々で修正して生きていかなければな
りません。

 その子供に、一生をかけて償っていく覚悟で接してください。 


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