てぬぐい半衿07.05.28
着付け教室に通っていた頃、衿芯は当然のようにプラスチックを使っていました。
実は当時、半衿が何かも知らず、ただ襦袢についていて、プラスチックの衿芯を通すためのものだとばかり思ってた(^^;)

普段着着物にめざめてからは、三河芯の衿芯を使ってます。
三河芯の衿芯を置いていない呉服屋さんで「何でプラスチックじゃないの?」と聞かれてしまいました。う〜ん礼装用着物(だけ)がターゲットの店だったんだろうなぁ〜

答えは一言「昼寝が出来ないから」・・・店員のおばさん目が点になってたみたいです。
車運転するとき、シートにぶつかって違和感あったし、前が着崩れて来る感じもあったしね。(田舎では車運転しなきゃどこにも行けません!)

ちなみに今でも正装の時はプラスチックの衿芯2本入れしてますよ♪ 見た目はやっぱりプラスチックの方が断然きれいだと思うから。
でもね、プラスチックの衿芯はやっぱり肩がこる!!

てぬぐいあつめにはまっている今日この頃、たとえ\100でもせっかくあつめたてぬぐいは切るにしのびず、最近はこんな方法で半衿としてくっつけてます。
参考になる?ならない?

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「風香」

衿芯を3分の1の所で折る 手ぬぐいを半分に折った時
真ん中になるように半衿を置く
てぬぐいは外表
衿芯をはさんで
手ぬぐいを半分に折る
てぬぐいは表が見えてます
衣紋抜きを縫いつけた襦袢を
衿の端が衿芯の真ん中に
来るように置く
襦袢をはさんで
手ぬぐい&衿芯を半分に折り
衿芯の下あたりを全部一緒に
マチ針でとめていく
背中心から外に向けて適当(^^;)
襦袢の衿と衿芯が大きくずれないようにぐしぐし縫う
芯ごとだと分厚くて大変なので
衿芯のすぐ下あたりで襦袢とてぬぐいだけを縫ってます
縫ってる幅はこんな感じ
こんな大雑把な幅でも
私は大丈夫
・・・だと思ってる(だけか?)
ちなみに初めて衣紋抜きつける時は半衿をつけた後、
手のひらを普通に広げて
一杯のところが真ん中に来るよう
コーリンベルトで引っ張る部分をつけます。
<おまけ>
  自作の衣紋抜き
ケチケチな私ですので、衣紋抜きもてきとーに自作です。

土台?はさらしの幅を三つ折、長さは20cmぐらいに切ってアイロンで適当に縫い代分折り込んだものをぐしぐし手縫い。

コーリンベルトで引っ張る部分は、幅5cm長さ10cmぐらいに切って、これまた縫い代が中に来るようアイロンを適当にあててぐしぐし手縫いしてます。

引っ張る部分は上、中、下と3箇所で縫い付けます。
中が衿から手のひらひろげたくらいの位置にくるようにして、衣紋を一杯抜きたいときはコーリンベルトを中の上で通して、あんまり抜く気分じゃないときは下を通して・・・で使い分け(てるつもり)

着付け教室の時はゴムで出来た衣紋抜きを襦袢に直接縫い付けたり、安全ピンで留めたりしてました。

それだとやっぱり襦袢に負担がかかるというか・・・
オークションでGetの襦袢が多いから、布弱ってるのに気づかず、引っ張りすぎて穴があくのが怖くて、最近は自作バージョンとなりました。
 着付け教室で使ってた
     衣紋抜き