ヒッチクレーンの詳細
 改良版画像集を参考に。
ヒッチ本体
車によって簡単に自作できる車と難しい車がある。市販のヒッチメンバーを購入した方がいいかも。
車用品店よりネットで探せば安いのがある。
自作する場合、車検のとき容易に取り外しが出来るように留意して製作しなければならない。

竿(ブーム)
材料は、45mm×45mm×厚さ3.2mmの鉄の角パイプが最適。
丸パイプはテンションを掛けるまでぐらつき不安定なので使用をやめた。

一本物が理想だが収納・持ち運びなどで2本継ぎとする。
長さは2.5M〜3M。使用する車、ボートに合わせるが、出来るだけ短い方がいい。
ボートが地を切ればよいので長くする必要は無い。

2本継ぎの場合つなぎ目にさや管を入れることになるが、この部分が最も負担の掛かる所であり特に気をつける必要がある。
さや管は厚さ6mmの鉄板でガタつきの無いよう10cm位本管に入るように作る。
つまり、さや管の長さは計20cmとなる。

竿(ブーム)を支えるワイヤーロープ
ビニールコートした4mmのワイヤーロープを使用。端部はワイヤークリップでとめる。
後部座席の取っ手(窓の上にある手をぶら下げる物)から引っ張りたくなるけれど、やめるべきだ。
6mmのボルト2本だけで、強度に不安がある。(実際にボルトが外れた例がある。)
シートベルトを固定している下の所からとるといい。

ウィンチ
電動式か手動式(ハンドウィンチ)。
我々ミニボート釣り師にはハンドウィンチで十分だと思う。
ハンドウィンチは市販の物でブレーキ付きを購入。クラッチ式はダメ。

メインワイヤーロープ
ステンレス製は必要ない。鉄製の4mmを20M巻く。5mm以上だと巻きにくい。

シングル滑車の場合吊り上げると、ワイヤーの撚りで徐々に左旋回する。
これはワイヤーの性質なのでとめることは出来ない。オーライロープなどで操作するしかない。
ダブル滑車にすれば解決するし、巻き上げる力は半分ですむ(力学では)。ただし倍の量巻かなければならない。

滑車
ウィンチと同じく重要部品なので高価でも安心できるものを選ぶ。

フック
単価的に安いものであり本格的なものを使う。
竿の先端部には”スイングフック”を、滑車の付けはずしが楽である。

ボート用ワイヤーロープ
これはステンレス製にする。3mmの太さで、フル装備のボートを吊り上げバランスをとり長さを決める。
両端はロック加工した方がいい。
ホームセンター等にビニールコートしたワイヤーが50cm、1Mなどあるので組み合わせて使うのもいいと思う。

その他
ウィンチを取り付けるボルト、ナット2組。
ワイヤークリップ6〜8個
ボート用ワイヤーロープをまとめるシャックル1個
ボートに掛けるCリング4個
ボートに取り付けるUボルト(20A用位)4個。

わからない事がありましたら こちらまで.