2017年11月25日釣果


 天気との相性が悪く2ヶ月ぶりの釣行です。

 先の台風21号、私の周りでは被害というか直接の影響はないと思っていたのですが 先日何気なくカーナビを見ていたら173号線に通行止めのマークが。

 土木事務所に問い合わせると 土砂崩れで通行止めで復旧の見通しは未定と。


 下道で行くなら大きく迂回せねば・・・・ 久しぶりの釣行だしその間だけ高速使わせていただきました。

 少し回り道だったので高速を使ってもいつもとほぼ同じような時間で到着。

 まれに、網を岸壁一面に広げている時があるので先ずは確認と、「エッ!?!」 「台風被害で立ち入り禁止。防波堤での釣り禁止」立看板とバリアーで入れません。

 やむなく手前の岸壁へ。 ここは定置網で作業する漁師達や磯渡し客達の車で一杯になることがあり使いたくはないんだが・・・・

 風が強く霧のような雨、明け方から徐々に良い方へ向かう予報なので 朝様子を見てからボートを組むことにして いつものように一杯呑んでオヤスミ。

 5時30分のアラームで一度起きたけれど周りが真っ暗なのでもう一寝入り、次は仕事に行くときに起こされる時間のアラーム! 今日は土曜日、オフにしていなかった。


 寝過ごしたおかげ?で風は収まったようなのでOK! ボートを組み始める。

 地元のじいさん(漁協の人?)が寄って来て荷物や昨日の宴の後片付けをしていない車中を覗き込み「車がかわいそう」とな。

 台風の被害を聞くと「持っていかれた」と言われた方を見ると防波堤がワンブロック無くなっている。 「あんなん持って行くんで」 えらい事ですね


 8時出船。 今日の狙いはアマダイ。 前回エソの嵐だったので また同じようだったら風裏で底を引きずり狙うつもりでオキアミ持ってきました。

 先ずは港前の漁礁。 試しのつもりで入れたサビキにノマセにぴったりの小アジが4連5連で入れ食い。 少しもたついているとギューン 細いサビキなので無理は出来ません。

 ガシラ、 小アジを追加しているとやはり出ましたエソ! 

 時間分の小アジは確保したと思い少し離れた沖へ移動、これがアカンかった。 風が強くボートは流され戻るたびに50m海底から引き上げられる小アジは弱り交換。

 十分だと勘違いしていたのか小アジがなくなりストップ。 仕入れに漁礁に戻ると鬼のようにあった反応がなくなりピンポイントで小アジ発見。

 細ハリスのサビキと落し込み用の太いのと交互に出すと細い方にパラパラ、太い方は反応ありません。 が、少し離れたなぁ〜と思っていたところに来ました太ハリスサビキにアマダイ

 描いた釣り方とは違ったけれどうれしいです。 そういえば前にもサビキにアマダイ来たことありました。

 ノマセ再開。 小アジ数匹なので下鈎につけ上鈎にはサバタン。 大きいのからリリースした小さいガシラ、生きアジには来ず全部サバタン!? 何で?? サバ好き?

 港から聞こえる正午のチャイムで終了、上陸。

 片付け途中にやって来たばあさん(失礼)と話し込んだ後、朝のじいさんが来て「やっぱり2時間かかるかぁ?」 「片付けの方が倍かかるんですわ」「車のナンバー「なにわ」と「大阪」はどう違う

 じいさん車好き??


 魚のウロコとワタの処理をして出発したのが2時間後、こんなもんですわ。


 漁港出口の「清掃協力金」受付にさっきのばあさんともう一人、「10回スタンプで次回は無料」のシートを出して 9回目の所にスタンプ。 「あと1回でタダ、明日また来るわ」と冗談・・・・

 すると、ばあさん達の表情が一変!! 「明日はアカン、今日は漁協の定休日やからよかったが明日からはそこから出したら漁協に怒られる」と。

 奥(いつも出している所)の立ち入り禁止が解かれるまでボート等や釣りはダメの一点張り。 「エーッ 何年後になるか分かれへんやんか」


 都会のインフラならまだしも、地方の漁港 いくら大きな防波堤の決壊といえど ライフラインに直結しない防波堤 修復順位は低いはず。 何年かかるやら。

 こまったなぁ〜〜
 
    
    ガシラ
    アコウ
   アマダイ