算式 |
これは避けては通れない道です(^^;
しっかりと理解して、安全にLEDを点灯させるための
基礎知識です。
まずは電圧V(ボルト)と電流A(アンペア)と抵抗Ω(オーム)の関係は
V=IxR となります。
変形しますと、I=V/R R=V/I となり
電圧、電流、抵抗が計算によって求められます。
もうひとつ大事なのが、消費電力の計算です。
ACC電源やイルミ電源、またドア連動電源に無限につなげるわけではありません。
最悪の場合ヒューズが飛びます(^^;
消費電力W(ワット)と電流(アンペア)と電圧V(ボルト)との関係は
W=IxV で求めれます。
例えば、消費電力15mAのLEDの消費電力は
W=0.015X14.4=0.216w です。LEDは電気を食わないですね(^^)
ちなみにσ(^^)のシエンタのドア連動から電源を取った
カーテシ(5mm砲弾3X4)とウェルカム(6発FluxX4)とマップ(10発FluxX2)で
0.42Aでした、消費電力=0.42X14.4=6.05wです。
ノーマルのルームランプは1個が8wで合計16wです。
いかにLEDが消費電力が少ないか、よくわかりますよね(^^)
お気に入りのカーテシ&ウェルカムです( ̄▽ ̄)ゞ
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LEDのスペック |
一口にLEDと言っても、いろんな種類があります。
安価な砲弾型、明るくて広角に照射するFlux、
チップLED、激眩なパワーLEDなどなど。。。
各LEDにはスペックがあります。
エルパラなどの通販では必ず以下の表記があると思います。
基本は定格電圧のVf、順電流のIf、明るさを表すmcd 照射角度xx°
LEDの明るさは12Vであろうが、100Vであろうが電圧にかかわらず、
If、順電流の大きいほど明るく点灯します。もちろん消費電力は大きくなります。
エアコンパネルを均等に照射したいなら、照射角度の大きいFluxを、
安く楽しみたいなら、照射角度の狭い安価な砲弾と
自分の使う用途に応じた、LEDを選択しましょう(^^)
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点灯させてみよう |
ではでは、上の画像のFluxLEDをCRDを使って点灯させてみましょう(^^)
LEDは極性があり、+とーを正確につながないと点灯しません。
構造は以下の画像です。

このFluxLEDのスペックはVf: 3.2〜3.6V If: 30mA です。
CRD15mA1個、つまり定格電流の半分で点灯させてみます。
ワニ口クリップでつないでいます。

電源をつなぐと見事点灯です。明るいですね(^-^)
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実践的な配列 |
上記を参考にLEDの点灯配列は考えてみましょう(^^)
もちろん、車での使用を前提にしてますので、
電圧は全て14.4V、エンジンがかかって発電機が回っている状態の電圧で
ほとんどのショップの配線は14.4Vの前提で作成しているようです。
まずは抵抗を使った配列です。
定格電圧3.2V順電流20mAのLEDを点灯させようとすると。。。
V Vf Vf Vf 14.4V
+電源-------抵抗----LED@----LEDA----LEDB--------(-電源)
この回路の抵抗を求めると、
R=V/I で 14.4/0.02=720Ω と求めると間違いです!!
σ(^^)もはじめそう思ってました。
違うんですね(^^;
正しい求め方は定格3.2VのLEDが3つで9.6Vの電圧がかかり、
14.4-9.6=4.8Vの電圧が抵抗にかかります。
ここでやっと例の数式V=IxRに当てはめて、電流を20mA流したいので
R=4.8/0.02=240Ωが正解です。
ではCRDを使っておなじLEDを点灯させてみると、
流したい電流は20mAなんで
V Vf Vf Vf 14.4V
+電源---lCRD20mAl---LED@----LEDA----LEDB--------(-電源)
で、終了です
実際には10mAのCRDを並列に2個つないで、20mAを流します。
CRDは熱も持たなくで、電圧の上下にかかわらず、
一定の電流を流す性質があるので高いですが、
安定的にLEDを点灯させるには有利なアイテムですね(^^)
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