〜4輪車タイプ 〜


4輪車タイプは、前脚の脚力が弱っていて2輪車いすの使用が難しい場合や

変性性脊椎症の進行で前脚の筋力低下による歩行困難な場合に適しています「ショート型」または「ミドル型」。

高齢で前脚、後ろ脚とも筋力低下で弱っていて立てない場合や

てんかん、痴ほう症、脊椎梗塞なとで上手く起立姿勢が出来ない時などに適しています「歩行器型」がございます。

4輪タイプは、小型犬から大型犬まで製作可能ですし、現在使用中の2輪タイプから4輪タイプへ改造可能です。

4輪タイプの仕様については、2輪タイプと同じく、ステップ装着や着地型として製作可能です。

・ショート型について。

ショート型は、変性性脊椎症の進行で前脚の筋力低下による歩行困難な場合や高齢で前脚が弱っている場合に適しています。

コーギー用 コーギー用

シェパード用

・変性性脊椎症の症状が進行しますと前脚の歩行が困難になり、2輪タイプでも散歩が厳しくなってきます。
その際に、4輪ショート型を使用しますと前脚のフォローが可能となりますので 再び活発に散歩ができます。
4輪タイプには、全車に お腹を支える‘エプロン‘を取り付けています。

・ミドル型について。

ミドル型は、前脚の歩行が、さらに困難になってしまった場合に適したタイプです。
症状にもよりますが 前脚部分も後ろ脚側と同様な「ゴムシート」を取り付けて下身体部を
支える構造になっていますので ショート型より前脚のフォロー能力が高くなっています。

ミドル用 ミドル用





・歩行器型について。

歩行器型は、主に痴ほう症、脊椎梗塞、てんかんなど、上手く起立姿勢が出来ない時などに適しています。
認知症やてんかんの症状では徘徊行動(回転行動)の症状が出るため、人の支えだけでは追随できず介護困難な状態となってしまいます。

そんなときに歩行器を使用することで 徘徊行動に対応可能となり、夜泣きや興奮状態を軽減することができます。
歩行器に乗せることで 認知症による 目が回る感じやふらつき感が軽減しているのではと思われます。

そのほか、床ずれの軽減や、ご飯やお水を与える際の誤嚥(ごえん)の軽減、軽度のリハビリに活躍できます。
寝たきりで、ご飯やお水を与える時、誤嚥が発生しやすくなります。
(食べ物や水分が気管へ進入し、肺炎を起こしてしまう現象)
4輪歩行器に乗せてご飯やお水を与えると起立姿勢に近くなりますので誤嚥事故を軽減できます。

歩行器 歩行器





・4輪車の構造仕様について。

2輪車とほぼ、準拠していますが 室内利用が多い場合は小さいタイヤを使用します。

前輪には、自在キャスターを採用していますので、愛犬の好みの方向へ曲がることが可能です。

腰部、胸部を乗せるシート部はネオプレーンゴムを使用し、表面部にはキルト布を巻いて肌当りを柔らかくしています。
また、お腹部分には、お腹を支えます”エプロン”も取り付けています。
そして、顔を置けます”あご置きベルト”も取り付け可能です。



4輪歩行器は、小型犬(超小型も含みます)から中型〜大型犬まで製作可能です。
但し、歩行器製作の場合、綿密な採寸が必要になります。また、愛犬の状態を詳しく観察する必要がありますので
直接面談による採寸をお薦めいたします。

通信によります製作は、お薦め出来ませんが 遠方の方はご相談にのります。
大型犬用歩行器は、かなり大きなサイズになりますので遠方への発送が困難な場合も予想されます。
宅配ではなく、トラック便で発送となります。

大型犬用歩行器をご依頼の際は、まず、ご相談のご連絡をお送りください。



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