歪工場

ゲルマニウムとシリコンのトランジスタを組み合わせたFUZZのクローンです。5個のツマミが何をクローンしたか判ってしまいますね(笑)。クローン元は異常に高価で、ギタリストではない僕には手が出せるモノではなかったのですがある方より情報をいただいて作ってみました。回路自体は昔ながらの伝統的なFUZZの回路なのですが、「調整出来る箇所は全部ツマミにしてみました」という大胆な発想のFUZZで、何時間でもツマミをいじりながらギターを弾けそうです。音色から曲を作る僕にはイメージがいろいろ湧いてきて楽しいエフェクターです!

左よりVol、Gate、Comp、Fuzz、StabilityでオリジナルにはないLEDとDCジャックを追加しています。MXRサイズのケースの中はポットと基板と電池とスイッチとジャックで目一杯。基板自体は非常に小型で拍子抜けしますが、そのアイデアは今までの歪み系の常識を逸しています(笑)。発振しないように調整された市販エフェクターとは違って発振そのものも音色として取り入ることが出来ますが、それらもGateとCompの調整でコントロール可能です。完成の数日前から音出しは可能な状態でケースの入荷待ちでしたがその間ほかの歪み系は触っていません(#^.^#)!楽しくてしょうがない状態です!!

2004.7.25
先日入手したAC128を使用してVer.2.0を製作しました。シリコントランジスタには海外ではお馴染みの2N3904を使用しています。実際のところ2N3904も日本製の2SC1815、2SC945辺りは音に関してはほぼ影響もないのでどちらでも構わないと思います。

シンプルなカウンター素材と無料レンタルカウンターの「pitacount」