story

いまから遠い昔、まだ精霊の力が豊かだったころ・・・


人間、エルフ、魔族、獣人は仲良く暮らしていました。


世界は女神に見守られ、とても平和でした。


ところが、悪い神がこの平和を壊したのです。


悪い神は、まずモンスターを作りました。


モンスターは人間、エルフ、魔族、獣人を襲いましたが、人間、エルフ、魔族、獣人は協力してモンスターと戦いました。


悪い神は、今度は魔族と獣人に呪いをかけました。


今まで仲が良かった魔族と獣人は、人間とエルフに戦いをいどんできました。


人間とエルフは仕方なく戦いました。


魔族が滅び、エルフと獣人もその数を減らし、女神は悲しみのあまり泣きました。


そして、人間にこう言ったのです。


「一緒に悪い神を倒しましょう」


女神と人間は一緒に戦いました。


特に四賢者はとてもよく戦いました。


四賢者の活躍で、悪い神は敗れ、姿を消しました。


ですが、そのときにはエルフも滅んでしまっていました。


呪いが解けた獣人と人間はとても悲しみましたが、女神の力も戦いでとても弱まってしまっていました。


「私の代わりにこの世界を護ってください」


そう言って女神は眠りにつきました。


女神が眠りについてから、精霊の力は弱まりましたが、人間と獣人は仲良く暮らしています。


女神は眠りながらも世界を見守っているのです。


そう、ここは女神に祝福された世界、フィリスティア