characters

ヴァンスのマーセナリー・ギルドに属するエージェント。

「エルス」の町出身で、数少ない「粛清」の生存者。
かの地でザックスに拾われてから行動を共にするようになる。
その後は自分のような境遇の人間を増やさないために日々奮闘している。

戦闘能力は高く、共に行動することが多かったザックスと共に、その方面では名が知れ渡っている。

暑さには強いが、寒いのは苦手らしい。

ザビオラ帝国宰相アルフレッド=レーンベルクの息子。
また、ザビオラ帝国宮廷魔導師として、戦争を嫌う一方で、戦争の激化に加担する自身の立場に矛盾を感じつつ公務を担う。

実はアルフレッドの実子ではなく養子。12歳のころ、今の養父母に引き取られた。
子宝に恵まれなかったアルフレッドとその妻ソフィアの寵愛を受ける。

容姿端麗、頭脳明晰、おまけに人格者。
だが、そんな現状に満足せず、常に向上心を失わない謙虚な性格の持ち主でもある。
当然周囲の女性陣が放っておくはずもないが、本人は至ってクールである。

天才的な精霊魔導師でもあり、周囲から羨望と嫉妬の混じった複雑な目で見られている。
また、敬虔なフィリス教の信者でもある。

ヴァンとは幼馴染であり、親友。

天真爛漫で誰にでも分け隔てなく接する娘。
整った顔立ちと、明るい性格で誰にでも好かれる。

3歳のころ、モンスターに襲われているところを旅芸人の一座「空（くう）」の座長に助けられてからそのまま育てられる。
実の両親や本名はまだ分かっていないが、最初から持っていたペンダントが唯一の手がかりであり、大切にしている。

歌や踊りが大好きだが、金にがめついところもある。（しかも金遣いが荒い、というより、使い方が理解できていない）

毎日が生きるか死ぬかの旅の中、どんな事があっても生き延びるたくましさとともに、命の大切さも理解している。

愛称は「パティ」。

名医ファッツ=クラディウスの孫娘。

周囲からは絶世の美女と名高いが、いつもボーっとしており、突拍子も無い行動をとる事がある、いわゆる「天然」の娘。
ただ、緊急時には状況を的確に判断し、最善の行動をとる力を持っていることは持っている。

普段はかなりボーっとしているが、時々いきなり人が変わったような行動力を見せるときもある謎の娘である。

両親は二人とも幼少の頃に亡くしている。

マーセナリー・ギルドに勤める青年。

女好きで軽い性格だが、しっかり先を見据えて行動している。

若いながらに腕はよく、信頼は厚い。（ただし、信用は薄い）

ヴァンとは同期で、お互いに冗談を言い合いながらもライバルとして意識している。

愛称は「ラディ」

マーセナリー・ギルドで働く女性。

先輩であるミランダから、聖槍「ホーリーオーダー」を受け継いだ。
戦闘技術も優れており、ミランダを目標に日々訓練に精を出す。

ヴァン、ラディアスと特に仲が良く、オフ中は一緒にいる事が多い。

密かにヴァンに好意を寄せているが、当のヴァンがニブいのと、自分が年上であることを気にしてなかなか踏み出せないでいる。

ザックスの妻。

以前ギルドで働いており、そこでザックスと知り合う。

優しい性格で、かなりの美人だが、現役中は「聖雷の戦乙女」というあだ名がつくほどの猛者だったが、結婚してからは主婦に専念している。

料理が趣味であり、それなりの成果をあげているが、たまにものすごい失敗をするらしい。

マーセナリー・ギルドの実力No1の男。
これは、実質世界中の戦士の中でトップに近い実力を持つことを意味する。
27歳という異例の若さでパラディンに昇格。以後こなした任務も数知れない。

愛妻家であり、妻のミランダとはとても仲がいい。

ヴァンの剣の師匠でもあり、ギルドの上司でもある。

ザビオラ帝国の兵士にしてセティのパートナー。

ナルシストでフェミニスト。
常に美しくありたいという思考は周りを戸惑わせるが、慣れた人間は歯牙にもかけないため空しくこだますることもある。

若くしてザビオラ帝国兵士の中では5本のうちに入る剣の腕の持ち主であり、自信も持っていた。
だが、3年前にガードとして派遣されてきたザックス、ヴァンの前に、その自信は打ち砕かれた。
以来、あれほどさぼっていた訓練に毎日顔を出すようになり、さらに腕を磨いている。

ザビオラ帝国の兵士にしてセティのパートナー。

リアナの祖父にして、名だたる名医にして、エロジジイ。

あらゆる医学を究めた究極の医者だが、本人の希望に反して、女性の患者はほとんどいない。

リアナの入浴を覗くのが日課。