客番5 極楽山 浄土寺
【参拝日】2005年4月10日(日)
【場所】〒675-1317 兵庫県小野市浄谷町2094
【交通】JR大阪から三ノ宮駅で、神戸高速阪急線の三宮駅に乗り換えて新開地駅で、神戸電鉄粟生線で小野駅下車、タクシーで約10分。
または、JR加古川駅からJR加古川線で粟生駅下車、神戸電鉄に乗り換え、小野駅下車、タクシーで約10分。
【車】中国自動車道の「滝野・社」インター下車、国道175号線バイパスを小野方面に直進(南下)、浄谷南(きよたにみなみ)交差点
を左折し、約1Kmで目的地。または、山陽自動車道の「三木・小野」インター下車、国道175号線を小野方面に直進(北上)、浄谷南交
差点を右折し、約1Kmで目的地。無料駐車場あり。
【拝観料金】浄土堂拝観500円、団体割り引あり
【拝観時間】4月〜9月末:午前9時〜正午、午後1時〜5時、 10月〜3月末:午前9時〜正午、午後1時〜4時、
但し12月31日と1月1日は、国宝浄土堂(阿弥陀堂)内拝観は出来ない。また、注意しなければならないのは、参拝に行って納経帳に
記載していただこうと⇒で示された納経所を訪ねても、留守(私は2回留守であった。3度目にやっと納経帳に記載していただけた。)
のことがよくあるので、事前に電話確認してから参拝することをお勧めする。国宝浄土堂(阿弥陀堂)の拝観を希望する場合も事前
に電話連絡をして行ったほうがよい。
【電話】宝持院:0794-62-2651、歓喜院:0794-62-4318
【宿泊】寺の近くには、宿泊施設なし。小野市街に旅館有り。
【主な行事】5月8日:釈迦誕生日(花まつり)
【宗 派】高野山真言宗
【本 尊】薬師如来、阿弥陀三尊
【開 基】行基菩薩、【復興】重源上人
【創 建】建久3年(1192年)
【御詠歌】 もうずれば この世ながらの 浄土寺(じょうどでら) るり安養(あんにょう)の 極楽のさと
【解 説】 参拝した日は、桜が満開であったが、人気はまばらで、いかにもさびれた感じであった。ここには、納教帳を持って、過去2回参拝しているが、⇒で示された納経所は留守であった。
今回は、3度目の正直と思い参拝した。幸い、いつもは閉まっている国宝浄土堂(阿弥陀堂)(写真1)が開いており、ようやくのことで、納経帳にサインをもらうことが出来た。ここで、過去2回参拝したが、留守であった旨をお坊さんに伝えると、「参拝者が少ないので、阿弥陀堂も普段は閉めているので、事前に電話してもらえれば、開けます。」とのことであった。また、納経の当番は、お寺の境内の北側の宝持院と南側の歓喜院が交代でやっているので、それを確認して電話する必要がある。浄土堂(阿弥陀堂)は、奈良の東大寺南大門と並んで、天竺様(大仏様)建築を代表する重要な建築物で、国宝に指定されている。この浄土堂は、桁行3間、梁間3間、単層、屋根宝形造り、本瓦葺、柱間20尺という堂々とした建物であり、天井のないこの建物の中には、5.3mの木造阿弥陀如来とその両脇に3.7mの観音菩薩と勢至菩薩の立像が雲形の台座に安置されている。
境内には、浄土堂の正面(東側)に本堂(薬師堂)(写真2)があり、その南側には、開山堂(写真3)、経堂、文殊堂がある。また本堂の北側には、不動堂、収蔵、八幡神社がある。八幡神社は、その本殿と拝殿は重要文化財に指定されている。浄土堂の北側には、鐘楼堂があるが、修復作業中で見ることが出来なかった。八幡神社の前には池があり、その池の西側に芭蕉句碑がある。
また不動堂の北側に「浄土寺裏山四国八十八ヶ所巡り(写真4)」があり、立て看板によると、【この四国八十八ヶ所は、江戸時代後期(文化・文政年間)につくられたものです。当時、四国八十八ヶ所への巡礼は大変盛んであり、その例は各地にみられますが、ここ浄土寺裏山につくられたものは、八十八体の本尊石祠の脇に弘法大師がまつられ、また、各石祠には大部荘・垂井荘を中心とした小野市内の金世村および三木市、加東郡からの施主・願主の名前が刻まれています。当時の人たちは、四国遍路へのあこがれをもってこの八十八ヶ所をつくったのでしょうか。このコースは1周約800m、30分程度のハイキングコースです。裏山から眺められる国宝浄土寺、またひまわりの丘公園などとご一緒に散策されてはいかがでしょうか。】とある。石像の傷みが激しく、刻まれている文字が読めないものが多いのは非常に残念である。本堂の南側に、このお寺の開基重源上人の座像が安置されている開山堂があり、その南西方向に教蔵、文殊堂がある。
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