客番4  南山高槻観音  安岡寺

【参拝日】20041123
【場所】〒569-1028 大阪府高槻市浦堂本町
【交通】JR高槻駅下車、JR北口を出て、「上の口」、「原大橋」、「二料」、「杉生」、「中畑」行きのどれかのバスに乗って、
「浦堂」で下車、バス停のすぐ近くの信号を右折(東へ)し、約200m進み、Y字路を左に取り、200m程度に「安岡寺」の標識石柱がある。
その方向に歩いていくと、安岡寺の表門に着く。
【車】国道171号線から、高槻駅西口交差点を北へ行き、2つ目の信号を左折し、突き当りを右折して、北へ直進すると、浦堂のバス停が
あり、そこの信号を右折し、突き当たりの小川にそって北へ行くと安岡寺の表門に着く。
【拝観料金】無料
【電話】072-687-0727
【宿泊】
【主な行事】 2 1日:大護摩法要、817日:大施餓鬼法要、9月中秋名月:般若塚千燈供養、毎月18日:観音命日・観音講
【宗 派】天台系独立寺院
【本 尊】如意輪観世音菩薩
【開 基】開成皇子
【創 建】宝亀6年(775年)
【御詠歌】 如意の輪は 願ひのままに めぐりきて 身を安岡(やすおか)の 寺におかばや
【解 説】 山門(仁王門、写真1)をくぐり、石段を登っていくと、正面に本堂(写真2)がある。本堂の右手に客殿、その右手に弘紹不動尊がある。本堂の左手に、青梅観音堂(写真3)があり、そこには重要文化財の「十一面千手観音菩薩坐像」が祀られている。青梅観音堂の前に鐘楼があり、この横の石段を上がったところに、叶観音堂(写真4)がある。この横の道を登っていくと、約5分程度で山頂に着き、そこには「般若塚」がある。ここには、大きな山桃の木が植えられており、その横に「五輪塔」が建てられている。
 中秋の名月には、ここで、千燈供養が行われる境内に説明用の立て札があり、【安岡寺は、南山と号する天台宗系の単立寺院で、如意輪観音を本尊とする。宝亀6年(775)に光仁天皇の子、開成皇子が建立したと伝えられ、本堂の背後の岡に、大般若教600巻を一石に一字書写して安置したことから、安岡寺般若院と称するようになったという。戦国時代には、三好氏や高山氏の兵火にあい荒廃したが、江戸時代の寛文年間(17世紀後半)に良盛が再建、大日坊など4塔頭をかぞえ、大いに栄えた。しかし明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、現在は、本堂や鐘楼堂、院号の由来となった般若塚、青梅観音堂などとなっている。
 本堂には、本尊のほか愛染明王坐像、不動明王像、地蔵菩薩像などが安置され、青梅観音堂には、千手観音坐像が祀られている。この観音坐像は青梅観音ともいわれ、真上(まがみ)にあった安正寺の本尊であったが、廃寺に伴って当寺に移された。檜の一本造りで漆箔がほどこされ、像高137cm、平安時代初期の作とみられ、昭和496月に国の重要文化財に指定されている。当寺で毎年21日に行われる大護摩供では、大峰山の行者や訪れた人々らが焼けた丸太の上を素足で歩き、無病息災や交通安全などを願う。昭和632月 高槻市教育委員会】と書かれている。ここは、俗称、高槻観音で地元の人には親しまれており、観音命日の毎月18日には、多くの参拝者が訪れる。また、21日の大護摩は、50人の行者によってとりおこなわれ、ここの名物である。また、安岡寺は、南山観音とも言われるが、これは、神峰山寺を北山観音と対比して呼ばれ、この小高い南山全体が観音霊地として信仰されている。

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(1)仁王門

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(2)本堂

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(3)青梅観音堂

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(4)叶観音堂