第30番 七種山(なぐささん) 金剛城寺(こんごうじょうじ)
【参拝日】2006年5月28日
【場所】〒679-2218 兵庫県神崎郡福崎町田口
【交通】姫路でJR播但線に乗り換えて、「福崎」駅下車、北北西方向に県道福田田口線を約4Km(約50分)歩くと目的地。福崎駅からタクシーで約5分。
【車】中国自動車道の「福崎」インターで降り、県道三木山崎線を西方向へ走り、JR播但線の跨線橋を越えて直ぐの信号のある交差点を右折、
七種川(なぐさがわ)にかかる長野橋を渡って左折し、約3Km目的地。 【拝観料金】無料
【電話】0790-22-0014
【宿泊】なし、予約があれば、100人程度休憩可能、費用志納。
【主な行事】1月1日〜2日:新年修正会、節分の日:節分星まつり、春分の日:春季彼岸会、4月第3日曜日:大使講、8月15日:盂蘭盆会
秋分の日:秋季彼岸会
【宗 派】高野山真言宗
【本 尊】十一面観世音菩薩
【開 基】恵灌法師
【創 建】推古天皇5年(597年)
【御詠歌】 金剛(こんごう)の をしえの城の みめぐみの つゆ滋岡(しげおか)や 七(なな)ぐさのさと
【解 説】 県道に面して建てられた参道の入り口に「七種山金剛城寺」と掘られた石碑があり、周囲は田畑が広がっており、荘厳な山門(写真1)が見える。山門をくぐったところの境内で綺麗に咲いたシャクヤクが出迎えてくれた。境内の左側に干支守本尊(写真2)、正面に本堂(写真3)がある。九間四面の本堂は、明治45年の建築で、本尊の十一面観世音菩薩が祀られている。
境内の右側に鐘楼があり、鐘楼のそばに「宝印される方は鐘つき堂の鐘を先についてから納経所においで下さい。当山」と書かれた石碑がある。住職が、山仕事、畑仕事に出かけていることが多いのか、珍しいシステムである。私が訪れた時は、裏で庭仕事をされていた。 本堂の左側に阿弥陀堂、本堂の裏側奥に護摩堂がある。阿弥陀堂の左側に四国八十八ヶ所霊場があり、四国八十八ヶ所の本尊の小さな複製石仏が整然と並んでいる。
寺伝によると、第33代推古天皇の御代、聖徳太子がここに来られ、霊験の地であるとのことで、寺を建てさせ、国家安穏、庶民福利の祈願所としたのがはじまりとされている。高麗の恵灌法師(日本三輪宗の開祖)が、寺の堂塔伽藍の完成の時に法道仙人を招き開山式をとりおこなったと云われている。その後、弘法大師が来山され、護摩秘法を伝えてから真言宗の宗旨を奉じ、現在に至っている。
当初、この寺は慈岡寺と呼ばれていたが、その後、金剛城寺と改め、また作門寺と呼んで(400年間)、昭和3年(1928年)金剛城寺になった。この寺の前の県道406号線(田口福田線)を北へ、千種川沿いに約5Km走ると車道行き止まりの旧山門に七種山への登山口がある。ここは、七種(なぐさ)滝で知られており、雌滝・雄滝を代表として48の滝があり、県下八景・県観光百選・近畿観光100景に選ばれている。
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