第19番 鞍馬山 鞍馬寺 (鞍馬弘教総本山)
【参拝日】2004年10月16日 【場所】〒601-1111
京都府京都市左京区鞍馬本町
【交通】京阪電車「出町柳駅」から叡山電鉄本線「出町柳駅」で鞍馬行き(410円)に乗る。「鞍馬駅」下車、北へ約5分で、鞍馬寺
の仁王門に出る。ここをくぐるとすぐケーブルの「山門駅」でここから「多宝塔駅」まで(100円)あがる。
または、ケーブルを利用せず、ケーブル「山門駅」の左の参道を歩いて登ると、約30分で、鞍馬寺本堂金堂に出る。
【車】名神高速道路の京都南ICを降り、国道1号線を京都方面に北上し、東寺南門前交差点を右折(京都駅方向)し、九条油小路
交差点を左折して、国道1号線を北上する。堀川五条交差点を直進(右折すると1号線)し、堀川通りを北上する。
鴨川の堤防を走るようになるとすぐに御薗橋西詰交差点に出るので、そこを右折し、御薗橋をわたり、すぐ左折して、
鴨川を左に見ながら走り、次の柊野別れ交差点を右折し、北上する。途中の上野中交差点をさらに直進し、貴船口交差点
(Y字路)を右側に走り、約2Kmで、正面に石段が見え、石段の上に大きな門が見える。ここが、鞍馬寺入り口で、
駐車場は、その左手にあり、有料(500円)である。
【拝観料金】200円(ケーブルは、別に片道100円)
【拝観時間】8:30〜16:30
【電話】075-741-2003
【宿泊】なし。
【主な行事】 新年初寅の日:初寅大祭り、新年15日まで:しめのうち詣で、節分の日:節分追儺式、3月彼岸の入り:春の酬徳会、4月中旬:花供養、5月満月の宵:5月満月祭、6月20日午後2時:竹伐り会式、8月1日〜3日:如法写経会、9月15日:義経祭、9月彼岸の入り:秋の酬徳会、 10月14日:鞍馬弘教立教開宗秋の大祭、11月23日:平和の祈り 【宗 派】鞍馬弘教(天台宗から独立)
【本 尊】千手観世音菩薩、羅沙門天王、魔王尊
【開 基】鑑禎上人
【創 建】宝亀元年(770年)
【御詠歌】 くらまやま むらだつ杉の 木(こ)の間(ま)より もるるや法(のり)の あかき燈火(ともしび)
【解 説】 終戦後、青少年のニーズに応える宗教を目指して、鞍馬弘教を立教開祖し、その総本山である。この教えの真髄は、人類を初めとして、すべての生きとし生けるものを生かしている宇宙生命を、宇宙の大霊、大活動体である尊天として信奉し、ひとりひとりが尊天と合一するために、自己の内なる尊天にめざめ、与えられた生命を輝かせながら、明るく正しく力強く生きてゆくということである。
「信仰の三ヶ条」として、@非行悪言を慎み己を完成する。A真実誠心をもって世に尽くす人となる。B尊天より御力を戴いて強き信念を確立する。 があり、信徒は単なるご利益を願うのではなく、尊天の世界を目指している。叡山電鉄本線「鞍馬駅」を出ると、駐車場の左手に大きな天狗(写真1)が出迎えてくれる。駅を出て少し歩くと、自動車道路に出るので、それを左折すると正面に石段(写真03)と大きな仁王門(写真04)が見える。
仁王門をくぐり、愛宕費(入山料)200円を支払い、少し歩くと右側にケーブル乗り場(片道100円)、左側に参道がある。今回は運動を兼ねて来ているので、参道に入った。参道を少し歩くと、右手に放生池があり、そこの立て看板には「放生(ほうじょう)とは、生き物を逃がして、そのいのちを救うこと。亀や魚をこの池に放ち善行功徳を積み、滝に打たれて修行する。滝のまわりの石垣は、江戸時代のままの姿を残している。」と記されている。
さらに進むと、魔王の碑があり、その左手に鬼一法眼社(写真3)がある。そこにも説明用立て札があり、「鬼一法眼社(きいちほうげんしゃ) 牛若丸に六韜三略(りくとうさんりゃく)の兵法を授けた武芸の達人、鬼一法眼が祀られています。当時一条堀川に住んでいた陰陽跡といわれています。」と記されている。牛若丸は鞍馬の天狗に兵法を習い弁慶との一騎打ちに勝って、その勢いで平家討伐をしたといわれていますが、この鞍馬の天狗が鬼一法眼だといわれている。叡山電鉄の貴船口駅近くには鬼一法眼之古跡としての碑があり、この地は法眼のお墓があった所とも云われている。
また、「鬼一法眼三略巻」は浄瑠璃や歌舞伎の題材にもなっている。更に参道を進むと、工事中であるが、鞍馬の火祭りで知られている由岐神社(写真4)がある。本殿に至るまでに長い石段があり、その途中に大きな杉の木があって、大杉社が祀られている。ここからの参道は、九十九折参道と呼ばれ、くねくねと長い山道が続き、その途中に川上地蔵尊(写真5)、源義経供養塔、鞍馬火祭りの塔が点在している。本堂手前の左側に寝殿、右側に2階部分は、転法輪堂(写真6)があり、1階部分は休憩所になっている。石段を更に登っていくと、やっと本堂金堂(写真9)に到着。本堂からの展望はすばらしいものがあり、ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれる。
本堂境内の片隅に翔雲台(写真7)があり、そこの立て札に「翔雲台(しょううんだい 鞍馬山は、北方守護の浄域である。擁護授福のため、本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う。中央の板石は、本殿後方より出土したもので、平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の、教巻を埋納した教塚の墓石である。板石の下から発掘された教塚遺物二百余点が、ことごとく国宝に指定された。」と記されている。ふとコマイヌを見て、何か違うことに気がつき写真を撮った。どう見ても、犬ではなく、トラのように見える。コマイヌではなくて、コマトラ?(写真8)なのか?何故なのかはわからない。当初計画では、鞍馬寺から西門方面出口を経て、貴船神社まで歩くつもりであったが、ハチに注意の張り紙が出ており、寺の人に聞くと、今の時期は鞍馬から貴船神社までの道は、ハチが多くて新聞記事にもあるように襲われた人がいるので、出来れば一旦貴船口まで下って、そこからバスで貴船神社まで行くほうが良いとのことであったので、引き返し、来た道の途中から、ケーブル乗り場の方へ帰路をとった。途中に弥勒堂を経て、参道を通って、ケーブル多宝塔駅の手前の多宝塔(写真10)を参拝し、帰路についた。鞍馬駅から貴船口まで行き、そこからバスで貴船神社に行ったが、工事中で何も見ることが出来なかった。またの機会に再来することを誓って、川底料理の呼び込みをすり抜けて、貴船神社を後にした。
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