3番 雲松山(うんしょうざん) 鶴満寺(かくまんじ)

【参拝日】200614
【場 所】〒531-0063 大阪府大阪市北区長柄東1-3-12
【交 通】大阪市営地下鉄「天神橋筋6丁目」で下車し、2番出口(長柄国分寺方面)を出て、東南方向へ約300mの「樋之口町交差点」
     を北へ約100mの右側が目的地。
【車】天神橋筋6丁目を東へ2つ目の「長柄国分寺」の信号を左折し、100m程行った所の右側。駐車場が無いので注意。
【拝観料金】無料
【拝観時間】
【電 話】06-6351-0675
【宿 泊】なし
【主な行事】春彼岸会、盂蘭盆会、秋彼岸会
【宗 派】天台眞盛宗
【総本山】西経寺(兼法勝西教寺)
【本 尊】阿弥陀如来
【宗 祖】圓戒国師(えんかいこくし)慈攝大師(じしょうだいし)眞盛上人(しんせいしょうにん)
【開 基】道元法親王
【中 興】宝暦3年(1753年)
【御詠歌】 なにわ江の 昔ながらの 鶴満寺(かくまんじ) 今も変わらぬ 法(のり)のみ光(ひかり)
【解 説】
 鶴満寺(写真2)は、高層アパートに遠慮するように建っており、境内の西寄りに当寺の経営する特別養護老人ホームがある。道路を隔てた所に当寺経営の保育所もある。道路に面した山門(写真1)は普段は閉められており、山門の左側の特別養護老人ホーム入り口から入る。
 境内は、左側に本堂(写真3)があり、右側に鐘楼、観音堂(写真4)がある。本堂は、慈覚大師作の阿弥陀如来(本尊、大阪府有形文化財)、仏師定朝作の地蔵菩薩が安置されている。観音堂の左にある鐘楼は、山口県の宗隣寺(普済寺)の工事のときに土中から掘り出され、鶴満寺に寄進されたもので、太平10年(1030年)の作で、重要文化財に指定されている。三層八角塔形の楼閣造りの建物が観音堂で、昭和8年(1933年)に再建されたもので、本尊阿弥陀如来、安産祈願の子安観音、旧西国33ヶ所、秩父34ヶ所、坂東33ヶ所の諸観音を安置し、百体観音として崇められている。

写真をクリックすると大きくなります

P1020814.jpg

(1)山門

P1020813.jpg

(2)遠景

P1020816.jpg

(3)本堂

P1020815.jpg

(4)観音堂