53番  須賀山(すがざん)   円明寺(えんみょうじ)   正智院(しょうちいん)

【場所】〒799-2656 愛媛県松山市和気町1-182
【交通】JR予讃線伊予和気駅から徒歩約4分
【車】52番札所を出てY字路を左に進み、約1.9Kmで駐車場
【タクシー】伊予鉄タクシー:0898-51-3400
【電話】089-978-1129
【宿泊】旅館「権現山荘」089-979-0515、民宿「伊予路」089-978-6155、ますや旅館0898-53-2104、カドヤ別荘0898-55-2310
    美賀登0898-55-2360、今治ステーションホテル0898-22-5340
【宗 派】真言宗智山派
【本 尊】阿弥陀如来(立像三尺五寸)
【開 基】行基菩薩
【御詠歌】 らいごうの、みだのひかりの、円明寺、てりそふかげは、よなよなの月
【拝観日】200927日(土)
【解 説】 仁王門(写真1)をくぐると、本堂(写真2)があり、この本堂内には、4m余りの龍の彫物があり、左甚五郎作と伝えられている。また、観音堂に安置されている十一面観音像は、慶長5年、河野家再興をはかった遺臣達が、戦死者の菩提を弔うために奉納したといわれている。奥の院は、西方2Km余りの所にあり、印度仏釈迦如来、同観世音菩薩を祀っている。このお寺は、聖武天皇の勅願によって、天平年間(729年〜749年)に行基菩薩が阿弥陀如来(三尺五寸の立像)を刻み、本尊として安置する伽藍を和気の海岸に建設して、海岸山・円明密寺と名付けたのが始まりと伝えられている。その後、度重なる兵火に遭って焼失したが、元和年間になって和気の豪族須賀重久が現在の地に再建した。後に、京の覚深法親王の令旨によって仁和寺の末寺になり、須賀山の山号を賜り、現在の正智院・円明寺となった。
 
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(1)仁王門

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(2)本堂