52番  龍雲山(りゅううんざん)   太山寺(たいさんじ)   護持院(ごじいん)

【場所】〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1730
【交通】JR予讃線伊予和気駅から西へ徒歩約30
【車】51番札所から道後温泉駅方面(西へ)約4Km走った交差点を右折し、約600mの消防署が左にある交差点を左折し、国道437号線を
3.3KmT字路を右折して、県道19号線を約1.8KmY字路を右折し、県道183号線を約1.4Km走り、Y字路(一の門バス停)を左折
して約450mで駐車場。
【タクシー】伊予鉄タクシー:0898-51-3400
【電話】089-978-0329
【宿泊】旅館「権現山荘」089-979-0515、民宿「伊予路」089-978-6155、民宿「上松」089-979-1500
【宗 派】真言宗智山派
【本 尊】十一面観世音菩薩
【開 基】真野長者
【御詠歌】 たいさんへ、 のぼれば汗の、 いでけれど、 のちの世おもへば、 なんの苦もなし
【拝観日】200926日(金)
【解 説】  石段を登っていくと重要文化財に指定されている仁王門(写真2)がある。ここをくぐり長い参道を歩いていくと広い境内に入る。鎌倉時代に建てられた風格のある国宝に指定されている本堂(写真1)が正面にある。6世紀後半、用命天皇の御代、豊後(大分県)の国の真野長者(炭焼き小五郎)が高浜沖(瀬戸内海、松山市)で暴風雨に遭って、観音経を唱えると、龍雲山(経が森)の方向からの御光のお陰で助かった。不思議に思って、その山に登った長者は、小堂の中に十一面観世音菩薩の尊影を拝した。長者は、お礼に一夜にしてこの地にお寺を建立したと伝えられている。のちに聖武天皇の勅願によってこの地に来た行基菩薩が十一面観世音菩薩を刻み本尊として安置した。歴代天皇勅納の7体の十一面観音立像(秘仏)も本堂に安置されている。また、境内には聖徳太子堂があり、合格祈願にご利益があるとされている。

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(1) 本堂

(2) 仁王門